【わが家の最新エマージェンシーギア選び】
災害時、不安な環境下でありがたいのが温かい食事だ。とはいえ、備え付けのガスコンロやIHが使えない場合もあるので、焚き火やカセットボンベなど別の熱源・調理器具を用意しておくのが有効だ。
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缶詰や乾パンなどそれだけで食べられる非常食も大事だが、被災時にはスープなどの温かいメニューがあると嬉しい。そのためには、電気や都市ガスなどインフラに頼らないスタンドアロンな調理器具を用意しておくのが大切だ。例えば、新聞紙だけで炊きたてのお米が食べられるタイガー魔法瓶の「魔法のかまどごはん」は最たるモノのひとつ。プロジェクトリーダーの村田勝則さんは次のように話す。
「魔法のかまどごはんは、『いつものごはんが、もしものごはんになる』という、備えあれば憂いなしを体現した商品です。アウトドアではもちろんのことですが、もしもの時、電気やガスが使えない状態であっても、温かくて美味しいごはんを食べてもらいたい、と思っています」
炊飯器を手掛ける同社だからこそ、その美味しさにもこだわった。本物のかまどで炊いたごはんを目指し、約1年半に及ぶ開発期間で試作品は70台を超えたという。その結果、お米の味と香りが引き立った理想の炊きあがりを実現した。
ここでは、ほかにもカセットコンロやアウトドアメーカーのギアも紹介する。これらを普段のレジャーで使いつつ、実際に調理を楽しみながら、もしもに備えてみてはいかがだろう。
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