価格.comのランキングデータから探る!今欲しい「トレンド家電」とは【買って得モノ&夏のトレンド大調査】

■液晶テレビ・有機ELテレビ

傾向としてはハイエンドよりもミドルクラス、 大きさでいうと中型サイズが人気なようだ。

1. 東芝(現:TVS REGZA)「REGZA 40V34[40インチ]」(上画像)
2. TVS REGZA「REGZA 55Z870M[55インチ]」
3. ハイセンス「65U8K[65インチ]」
4. パナソニック「VIERA TH-55LX950[55インチ]」
5. 東芝(現:TVS REGZA)「REGZA 32V34[32インチ]」

1位の「REGZA 40V34」はランキングでは常連のロングセラーです。価格帯も手頃ですし、サイズも40インチなのでリビングだけでなく、寝室や書斎のサブテレビ、ディスプレイとして購入される方も多いみたいですね(鎌田さん)

【これも注目!】

ハイセンス
「65U8K[65インチ]」

miniLEDや量子ドットという最新技術を搭載しつつ、価格も15万円代~とお買い得です(鎌田さん)

■掃除機

トレンド要素として軽さで選ぶ人が多い。その一方でパワー重視の人もおり二極化傾向に。

1. 日立「かるパックスティック PKV-BK3K」(上画像)
2. 日立「ラクかるスティック PV-BL3K (N)[ライトゴールド]」
3. ダイソン「Dyson V8 Origin SV25 RD2」
4. ダイソン「Dyson Cyclone V10 Fluffy SV12 FF LF」
5. ダイソン「Dyson V12 Detect Slim Absolute SV46 ABL」

「ここ数年人気となっているのが“軽い掃除機”。その代表格が、1位と2位にもランクインしている日立の掃除機です。重量で言えば約1.1kgとかなり軽量で、気軽にサッと掃除できる製品がやはり人気の中心になっていますね(鎌田さん)

【これも注目!】

ダイソン
「Dyson V8 Origin SV25 RD2」

数年前に発売した人気機種のV8を、価格は抑えつつヘッドなどを最新のものに替えています(鎌田さん)

■ホームシアター・スピーカー

人気オーディオメーカーが上位を占めている。サウンドバーなど設置が手軽な製品が人気。

1. ヤマハ「SR-C20A(B)[ブラック]」(上画像)
2. DENON「DHT-S217」
3. ヤマハ「SR-B30A(B)[ブラック]」
4. JBL「BAR 1000」
5. ヤマハ「SR-B40A(B)[ブラック]」

2~3万円代のエントリーモデルが売れ筋となっているなか、例に漏れずこちらの製品も2万円前後で高コスパ。傾向として、ほか製品同様テレビ本体のスピーカーが聞こえにくい、満足できないといった人が購入しています。音の広がりもしっかりと感じられます(鎌田さん)

【これも注目!】

JBL
「BAR 1000」

7.1chのワイヤレススピーカーです。手軽さも本格的なサウンドも欲しい人向け(鎌田さん)

■エアコン・クーラー

価格.comで人気となっているのは6畳用のコンパクトなベーシックモデルが多いという。

1. ダイキン「S223ATES-W[ホワイト]」(上画像)
2. 日立「白くまくん RAS-AJ22N(W)[スターホワイト]」
3. 三菱電機「霧ヶ峰 MSZ-GV2223-W[ピュアホワイト]」
4. パナソニック「エオリア CS-223DFL-W[クリスタルホワイト]」
5. ダイキン「S283ATES-W[ホワイト]」

やはり人気なのがダイキンの製品。1位と5位の製品はどちらも人気のあるEシリーズで出力違いです。ベーシックモデルながらも内部の水洗浄とストリーマ照射機能の両方をしっかりと搭載。同じ価格帯では清潔機能の面でひとつ抜けています(鎌田さん)

【コレも注目!】

三菱電機
「霧ヶ峰 MSZ-GV2223-W[ピュアホワイト]」

モーターやコンプレッサーを手掛けるメーカーなだけあって、三菱電機には気流を考慮した良い製品が多いです(鎌田さん)

■電子レンジ・オーブンレンジ

コロナ禍では高性能モデルが人気だったが、今ではシンプルなモデルが中心だそうだ。

1. パナソニック「NE-MS4B-K[ブラック]」(上画像)
2. 東芝「石窯ドーム ER-YD3000」
3. パナソニック「NE-FL1A-W[ホワイト]」
4. 象印「EVERINO ES-GU26」
5. シャープ「PLAINLY RE-WF184」

パナソニックの製品のなかでは機能を絞ったベーシック寄りなモデル。それでいて、高出力(最大出力1000W)に切り替えて温め時間を短縮できる“スピード機能”も搭載していてユニークです。最大250度のオーブン機能も備えています(鎌田さん)

【これも注目!】

象印
「EVERINO ES-GU26」

温め機能を中心に搭載したシンプルなモデル。メニューごとにオートで“ちょうどいい温め”をしてくれます(鎌田さん)

■電気調理鍋・スロークッカー

カテゴリ的には大きな新商品が少なく、定番化しつつある製品の変わらぬ人気がうかがえる。

1. シャープ「ヘルシオ ホットクック KN-HW24G」(上画像)
2. シャープ「ヘルシオ ホットクック KN-HW16G」
3. タイガー魔法瓶「TIGER COOKPOT COK-A220-KM[マットブラック]」
4. ティファール「ラクラ・クッカー プラス コンパクト CY353AJP」
5. パナソニック「オートクッカー ビストロ NF-AC1000-K[ブラック]」

「ヘルシオ ホットクック」はブランド力もあり高い人気を維持しています。もともとユーザー間の口コミでその良さが伝播した経緯がある製品ですね。まぜ技ユニットがこの製品の最大の特徴で、焦げ付きやすい煮物料理も煮崩れなくかきまぜてくれます(鎌田さん)

【これも注目!】

パナソニック「オートクッカー ビストロ NF-AC1000-K[ブラック]」

圧力調理やチャーハンなどの炒め料理も得意。しかも味も美味しいということで評判です(鎌田さん)

■炊飯器

各社の特徴がハッキリしている炊飯器。ユーザーによって好みが分かれるカテゴリでもある。

1. 象印「極め炊き NW-YA10」(上画像)
2. 象印「炎舞炊き NW-PV10」
3. 象印「炎舞炊き NW-FB10」
4. 象印「極め炊き NW-VE10」
5. タイガー魔法瓶「炊きたて ご泡火炊き JPI-X100」

価格.comのなかでは象印が本当に人気。実際ラインナップも充実しており、なかでもミドルクラスの極め炊きは価格が手頃なのも嬉しいですね。魔法瓶メーカーらしく圧力の調節加減が上手く、美味しく炊きあがります(鎌田さん)

【これも注目!】

タイガー魔法瓶
「炊きたて ご泡火炊き JPI-X100」

対抗馬的メーカーのタイガーも圧力調整が上手いです。土鍋ごはんのおいしさを手軽に味わえます(鎌田さん)

■トースター

コロナ禍以後も売上げが好調だというトースター市場。炊飯器同様、毎日使う人も多いようだ。

1. 日本エー・アイ・シー「Aladdin グラファイト トースター AET-GS13C」(上画像)
2. パナソニック「NT-T501」
3. ツインバード「匠ブランジェトースター TS-D486B[ブラック]」
4. バルミューダ「BALMUDA The Toaster K05A」
5. 日本エー・アイ・シー「Aladdin グラファイト グリル&トースター AGT-G13B」

高級食パンブームを受けて人気になった本格モデルのひとつ「Aladdin グラファイト トースター」。今でも変わらず売れているようです。遠赤グラファイトが0.2秒で発熱し、食パンを一気に焼き上げることで、外はカリッと中モチモチのトーストが焼き上がります(鎌田さん)

【これも注目!】

ツインバード
「匠ブランジェトースター TS-D486B[ブラック]」

テレビで紹介されて人気に火がついた製品。パン屋さん監修のもと、こだわって作られています(鎌田さん)

※人気売れ筋ランキングは、製品を購入できるショップサイトへのアクセス数を元に推定される販売数を集計した「推定販売数」の情報に基づき順位付けしています。また、不正なランキング操作を防止するため、同一大量アクセスは除外しています。なお、今回使用したランキングの集計期間は2024年1月1日(月)~2024年5月12日(日)です。各製品名などは価格.comの表記に準拠しています
※2024年6月6日発売「GoodsPress」7月号38-39ページの記事をもとに構成しています

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<文/GoodsPress編集部>

 

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