【GP2024上半期AWARD】
「解像度の高さ、オートフォーカスの性能は確実に上がっています」と話す、映像作家のこみあげさんが、上半期に発売された製品に中から5機種をノミネート。操作性や機能、撮影環境への順応性などを基準に選んでもらった!
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6K動画撮影が当たり前になってきた昨今、「上半期に関しては、コンパクトで耐久性のあるカメラが多く発売された印象があります」と話すのは、映像作家のこみあげさん。そんな彼がイチオシとして挙げたのは「LUMIX DC-S9」。
「コンパクトなサイズ感やクラシカルなデザインを好む人は多くて、発売前から僕の周辺では話題になっていました。さらにリアルタイムLUTは、編集する時の色味が見られるので、動画クリエイターにとってはめちゃくちゃ嬉しい機能です」
デザイン性といえば、入手困難な状態が続く「FUJIFILM X100Ⅵ」もノミネート。「X100Ⅵは、6.2K高解像度、6軸最大6.0段の手ブレ補正機能も魅力。また、プロ仕様の最上位機種α9Ⅲや、OM SYSTEM OM-1 Mark IIなど、高機能なカメラが普及したことで、クリエイティブな表現の幅と可能性が広がったと思います」
一方、ドローンにも着目。
「息を呑むほどダイナミックで綺麗な映像を誇るDJI Avata 2は現場で使いたい1台です」
性能面で目まぐるしく進化し続けるカメラは、「今後はカメラ内部で編集ができる製品も登場するのでは」とこみあげさん。新機能への期待も尽きない。
映像作家/こみあげくん
3年間、車に住み全国を撮影。その様子を描いた動画は総再生数960万回を記録した。現在もYouTube「ビビりの家族が行くキャンピングカー生活」を配信するほか、自身のスクールを開講し、動画クリエイターを育成中
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