iPad vs. Androidタブレット“夏の陣”【GP2024上半期AWARD】

GP2024上半期AWARD
ーPC&デジタル部門・タブレットー

<大賞>

■シリーズ初の大画面モデルが新登場

Apple
「13インチ iPad Air(M2)」(12万8800円~)

ディスプレイのリフレッシュレートは120Hzではないため、イラストなどの繊細な描画を行う場合には上位のProシリーズの方が適しているものの、Airでもカバーできる用途が広がりました。最小容量が128GBにUPしたのも◎(井上さん)

iPad Airシリーズとしては初となる13インチモデルが5月に発売。チップセットは「M2」を搭載し、新アクセサリの「Apple Pencil Pro」にも対応した。通信仕様に関してはWi-Fi 6Eをサポートしたこともトピックだ。

▲画面が広くなったことで、表示・作業領域を広く確保でき、UIの複雑なクリエイティブアプリもより使いやすく

▼価格を度外視すればiPad Proが最強!

13インチ
「iPad Pro(M4)」(21万8800円~)

同時期に登場したM4搭載の iPadProシリーズの方が性能は上。しかし、こちらは周辺機器によっては優に30万円を超えることも。ますます“高嶺の花”になってしまった。

 

<ニューカマー賞>

■今後注目すべき高コスパな新タブレット

Xiaomi
「POCO Pad」(4万4800円)

4万円台とは思えない仕様の数々に注目。現状、日本ではキーボードやペンなどの周辺機器展開がないのが惜しいが、それでもコスパはかなり高い(井上さん)

6月発売のシャオミ「POCO」ブランドの新製品。12.1型の大きなディスプレイを備え、CPUにはSnapdragon7s Gen 2を搭 載する。内蔵ストレージは256GB。

▲CPUにはミドルハイ相当のSnapdragon 7sGen 2を搭載。バッテリー持ちはオンラインビデオ視聴で最大16時間

▲クアッドスピーカーを搭載し、Dolby VisionおよびDolby Atmosをサポート。エンタメ視聴にも適した端末だ

 

<バランス秀逸賞>

■子どもに動画見せるなら十分なスペック

au
「Lenovo Tab M10a 5G」(4万8700円)
※実際の支払額は契約状況や購入店舗により異なる場合があります

飛び抜けた仕様はないものの、取り回しの良いサイズ感とデータ通信対応は魅力。外出時の情報検索やエンタメ利用を考える上で、限られた予算でも検討しやすい選択肢です(井上さん)

auが2月に発売したレノボ製の10.6型タブレットで、CPUにはSnapdragon 695を搭載。内蔵ストレージは64GBだが、最大1TBのmicroSDXCカードで増設が可能だ。

▲背面のデザインはツートーンに分かれている。カメラの解像度は背面・前面ともに約800万画素

▲ポート類はUSB Type-Cと3.5mmのオーディオ端子など。充電時間は約190分で、連続待受時間は約830時間

※2024年7月5日発売「GoodsPress」8・9月合併号29ページの記事をもとに構成しています

>> 特集【GP2024上半期AWARD】

<文/井上 晃>

 

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