【GP2024上半期AWARD】
進化の著しいe-Bikeでは、重量がかさむという欠点すらも克服し、超軽量なモデルもリリースされた。その一方で高価格化の傾向もあるが、コストパフォーマンスに優れたモデルもピックアップする。
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世界的に市場が拡大しているe-Bikeと呼ばれるスポーツタイプの電動アシスト自転車。
近年は輸入ブランドの進化が著しく、バッテリーも大容量化の傾向にあるが、大賞にセレクトしたTREKのモデルは容量を抑え車体の軽さを追求している。e-Bikeの欠点である重さを低減することで、アシストの効かない時速24km以上の速度域での巡航も楽にこなせるようになっている。
一方でマウンテンバイクのモデルはサスペンション機構や大きめのバッテリーなど、装備が充実していく傾向に。車体重量が増えても、アシストがあるので相殺できるという設計思想のものが多い。
最近は、ペダルを漕がなくても進んでしまう違法な“フル電動”モデルが話題になることが増えているが、適法なモデルを選びたいところだ。
カーグッズライター/増谷茂樹さん
クルマ、バイク、自転車などタイヤが付いている乗り物について取材・執筆を続けているライター。環境系メディアでの執筆経験も多く、電気で動くモビリティが好み
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