【GP2024上半期AWARD】
ー乗り物部門・e-Bikeー
<大賞>
■電動とは思えない軽さを実現
TREK
「Domane+ SLR 9」(180万円)
どうしても車体が重くなってしまうのがe-Bikeの弱点でしたが、ここまで軽くなればその欠点はほぼ感じられないはず。e-Bikeが新たなステージに突入したことを実感させられるモデルです
高品質なカーボンフレームに、コンパクトな新型モーターを搭載。11.75kgというe-Bikeとは思えない軽さを実現したモデル。24km/hまではアシストによって、それ以上の速度域では軽さを活かしてクルージングが可能だ。シマノ製の電動シフトなど先進機能が詰め込まれている。
<トータルバランス賞>
■どこでも走れるフルサスモデル
BESV
「TRS1.3」(69万8000円)
e-Bikeの魅力を最も感じられるのが山道を走るマウンテンバイク。特にフルサスモデルは走る場所を選ばないのが魅力で、なかでもこのモデルは価格と性能のバランスがいい
前後にサスペンションを装備したフルサスと呼ばれるマウンテンバイクタイプのe-Bike。前後ホイールは29インチで、どんな場所でも走れる走破性が魅力だ。モーターはシマノ製で、大容量バッテリーによって175kmのアシスト走行が可能となっている。
<コストパフォーマンス賞>
■街乗りから山道までマルチに使える
キャノンデール
「Trail Neo 4」(39万9000円)
円安の影響で価格が高くなっている輸入ブランドのe-Bikeの中で、ボッシュ製モーターを採用しながら40万円を切る価格はかなりお得
サスペンションをフロントのみに装備したハードテイルタイプで、重量と価格が抑えられているのが魅力。前後29インチのホイールは速度維持がしやすく、街乗りでも使いやすい。バッテリーは500Whと容量も大きく、148kmという航続距離を誇る。
※2024年7月5日発売「GoodsPress」8・9月合併号49ページの記事をもとに構成しています
<取材・文/増谷茂樹>
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