1. 4方向からしっかりホールド
エアコンの吹き出し口に取り付けるタイプのドリンクホルダーは、夏は飲み物を冷やして温度をキープするのに役立ちます。カーメイトの「DZ590 ドリンクホルダー クワトロ Type S」(1280円)は、加えて4方向から支えるクワトロホルダー構造を採用。飲み物をしっかりホールドしてくれるので、飲み物が減ったカフェカップでも傾かず安定します。
630gまでの重量に対応するので、600mlの太いペットボトルも入れることができ、コンビニや高速道路のサービスエリアなどで売っているカップに入ったコーヒーもホールドしやすく、出し入れしやすい作りとなっています。
ホールド可能なサイズは直径もしくは対角が74mm以下のドリンク。横フィン型、縦フィン型どちらの吹出口にも対応し、丸型フィンも2〜4枚フィンのタイプであれば取り付け可能です。
>> カーメイト「DZ590 ドリンクホルダー クワトロ Type S」
2. 直径の調整範囲が大きいからカップラーメンも置けちゃう!
純正カップホルダーに挿し込んで機能を拡張できるのが、槌屋ヤック「ドリンクインマルチカップホルダー」(実勢価格:1950円前後)。
3本の独立して動くアームを利用してホールドできるので、紙パックのドリンクやスマホなども置くことが可能になります。実際に置くかどうかは別として、カップ麺もホールドできるユニークな製品です。
マルチホルダー部を回転させることで、純正のドリンクホルダーも活用できるので、元のドリンクホルダーを2本分に拡張してくれます。純正のドリンクホルダー部は、やや狭くなりますがコンビニカップやペットボトルは入れることが可能。底面には、ドリンクを置いた際のカタカタ音を低減するためのクッションも装備されています。
3. 純正ドリンクホルダーを拡張!しかもスマホホルダーにもなる!
ドリンク1本分の純正カップホルダーを2本分に拡張できるのが槌屋ヤック「Wドリンクイン コンパクト PLUS」(実勢価格:1500円前後)。
片側はスマホスタンドにもなる構造となっていて、さらにふたつのホルダーの間に切り欠きがあり、スマホを横向きに置けるのもポイントです。
スマホやドリンクをホールドしやすいグリップラバーを縁の部分に配置。スマホホルダーとして使える側は、ドリンクを入れると開き、取り出すと閉じるプルオープン式ホールドカバーとなっています。純正カップホルダーに挿し込む部分は3点ストラット構造を採用していて、グラつきにくくしっかり取り付けられるよう配慮が感じられます。
4. 槌屋ヤック「ドリンクイントレイ」
純正カップホルダーに挿し込むことで、ドリンクホルダーにトレイを増設できるのが槌屋ヤック「ドリンクイントレイ」(実勢価格:1600円前後)。
サービスエリアやコンビニ、ドライブスルーなどに立ち寄った際など、車内で何かを食べるときにトレイとして活用できます。トレイには食べ物などが落ちにくくなる縁が設けられていて、サイズは約120×190mm。使用しない時は縦向きにたたむことができます。
純正のカップホルダー部は、コンビニカップや500mlのペットボトルなどを収納可能。ドリンクと食べ物をどちらも置けるので、車内食の快適性が高まります。コンビニ袋などを掛けるのに便利なフックも設けられています。
5. SEIWA「ハイトアジャストツインドリンク」
純正カップホルダーの形状が特殊で増設がしにくい…という人に救世主となるかもしれない製品がSEIWA「ハイトアジャストツインドリンク」(実勢価格:2800円前後)。
増設する側のドリンクホルダーが360°回転し、高さも3段階に調節が可能なので、コンソールに段差やボタンなどがある車種でも、そうしたものを避けて増設を可能にしてくれます。
ドリンクホルダーの形状が楕円とされているので、スマホを入れることも可能。4方向からシリコンフラップでしっかりホールドしてくれるので、ドリンクがホルダー内でカタカタと動いてしまうことも防いでくれます。ドリンクホルダーに固定するタイプの空気清浄機なども設置することが可能です。
<取材・文/増谷茂樹>
増谷茂樹|編集プロダクションやモノ系雑誌の編集部などを経て、フリーランスのライターに。クルマ、バイク、自転車など、タイヤの付いている乗り物が好物。専門的な情報をできるだけ分かりやすく書くことを信条に、さまざまな雑誌やWebメディアに寄稿している。
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