■防災セレクトショップで発見! “コレ買い!”ベストアイテム3選
非常事態に対応できるアイテムを揃えておくのはやはり大切。電気、ガス、水道が使えなくても活用できるものや長期保存できる食材など、家族の人数や年齢なども考慮して専門店で相談しながら揃えておくと安心。東京・市ヶ谷にある防災セレクトショップの布山夕紀さんに話を聞いた。
セイショップ スタッフ 防災士 布山夕紀さん
社会のさまざまな場で防災力を高める活動のため一定の知識・技能を修得した防災士の資格を持つ。店舗では利用客の不安に寄り添い、防災のためのアドバイスやグッズの選び方などをサポート
SEI SHOP(セイエンタプライズ)
住所:京都千代田区四番町8-13
電話:0120-108-565
災害時に備えて必要なものを常時100点以上揃えるセレクトショップ。すべての商品を試したり、試食したりすることができる。来店は要電話予約。
1. わずか70g! 乾きも早く毎日使える!
みやざきタオル
「いまばりタオルマフラー」(1320円)
防寒や汗拭きだけでなく、災害時のケガの応急処置、患部の固定、マスク代わりにも。また、入浴時にタオル代わりに使うこともできる(布山さん)
タオルメーカーが作るパイル仕立てのタオル生地のマフラー。わずか約70gと軽くてかさばらず、毎日洗って使うことができ、歩いているうちに乾いてしまうほど。首元に巻いたり、肩に羽織ったりするだけでなく、汗を吸収しつつ透湿させ蒸れないのも特長。平均で91%の天然UVもカットし、季節を問わず使える。
2. ヨットセイル生地採用、太陽光で充電できる
CARRY THE SUN
「Warm Light」(3300円〜)
糸を織り込んだ丈夫なヨットセイル生地。窓際に飾って置いておけば、日常的に太陽光で充電でき、いざというときに役立ちます!(布山さん)
太陽光を利用したソーラー充電式の携帯型軽量LEDランタン。使用しない時は折りたたんでコンパクトに収納可能。電池不要なので環境にもやさしく、キャンプやアウトドアでの活動時にも活用できる。軽くて持ち運びもしやすく、サイズ違い、灯りのバリエーション違いもあるので複数揃えて使い分けても◎。
3. 賞味期限が驚異の約25年! 小缶と大缶を用意
セイエンタプライズ
「サバイバルフーズ」(2808円~)
長期間保存できるので買い替え頻度が減らせコスト削減にもなります。香りや味をキープできるフリーズドライ加工で災害時に普段と同じような食事ができます(布山さん)
セイエンタプライズが販売する賞味期限が25年と超長期間備蓄できる商品。2.5食分の小缶と10食分の大缶(写真)がある。フリーズドライ加工で、長期保存しても味や品質の劣化がない。左から時計回りにチキンシチュー、チキンカレー、野菜シチュー。ほかに洋風とり雑炊、洋風えび雑炊、クラッカーも用意。
<知っておきたい!防災Q&A>
Q.いざという時のために最低限準備しておくべきモノは?
A.食料、水、トイレ、ポータブル電源は必須。最低、人数×3日分、できれば7日分を推奨
Q.食料や水などはやっぱり防災用を買いそろえたほうがいい?
A.保存期間が長いほうが楽だが、食べながら備えるローリングストックもおすすめ!
Q.今まで何も準備をしていなかったので、一からすべて揃えるべき?
A.まずはリュックに100円ショップで買えるものを詰めておくことからでもOK
Q.防災アイテムを揃えておけば、災害時までそのまま保管していても大丈夫?
A.非常時に使えないと困るので、アウトドアなど日常で楽しみながらチェックを!
※2024年9月6日発売「GoodsPress」10月号78-79ページの記事をもとに構成しています
<取材・文/岡部礼子 撮影/松永光希 イラスト/アボット奥谷>
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