最重要必須アイテム! タフでパワフルなデジタルギア【日常に防災を意識する「ニチボ」のススメ】

■いざというときは笛にもなるコンパクトなLEDライト!

エレコム
「乾電池式懐中電灯 笛タイプ ベージュ(DE-KD03BE)」(実勢価格:3480円前後)

軽い停電から、万が一の事態への備えまでカバーするアイテム。被災時には、光や音で自分の位置を知らせる手段になるでしょう

コンパクトな乾電池式のLEDライトで、単4形乾電池1本で、約6時間駆動する。水の入ったペットボトルに差し込むことで、簡易的なランタンとしても使用可能。カラーバリエーションはベージュ・ブラック・オリーブの3種類。ネックストラップも付属する。動作温度は0~40℃。

▲防災救助笛の機能も兼ね備えるのが特徴。万が一の事態には、音や光で自分の位置を知らせることができる

■車でコンセントを使うために備えたい

スリーアール
「INOVA カクバーター USB PD搭載 カーインバーター 3R-IBT01」(3490円)

車のエンジンを始動できれば災害時に電気を確保可能に。普段も小型掃除機を接続しての車内清掃やノートPCの充電などに活躍します

クルマのアクセサリーソケット(シガーソケット)に接続して、家電利用のための交流電源に変換できる車載用インバーター。USB Type-A(5V/2A)、USB Type-C(PD対応)、2口のコンセントを備え、合計100Wまでの家電製品が使える。ケーブル長は約80cm。

▲短絡保護や過電流保護などの安全機能も備えるほか、ファン内蔵の設計で熱の排気にも対応。ヒューズ交換も可能だ

■最小限のバッテリーの備えにまずは小容量の電源を

アイリスオーヤマ
「バッテリーステーション」(2万1780円)

収納スペースや価格の問題で大型のポータブル電源を検討しづらければ、小型製品を要チェック。本機はLEDライト機能も搭載します

マグボトルサイズのコンパクトなポータブル電源。モバイルバッテリーより大容量で、一般的なポータブル電源より気軽に持ち出しやすいサイズ感が特徴だ。製品寸法はW約77×D約82.5×H約155.8mmで、質量は約1.36kg。IP54の防水防じん性能も備える。動作温度は0~35℃。

▲容量は60,000mAhで、3000mAhのスマートフォンの充電なら約13回、電気毛布(10W)なら約83時間使える

■乾電池でスマホを充電できる

パナソニック
「乾電池式モバイルバッテリー(BH-BZ40K)」(実勢価格:2020円前後)

もしもの際にスマートフォンを充電できる乾電池式のモバイルバッテリー。別途、乾電池の備蓄とUSBケーブルが必要です

単3形乾電池4本、または充電池4本をセットするとスマートフォンなどへの充電が可能になるモバイルバッテリー。単3形乾電池「エボルタNEO」4本も同梱される。電池残量を個別に検知して、交換時期を知らせてくれるランプが備わっていることもユニークだ。USB出力はDC5V~4V/1A~0.05A。

▲明るさ約8lmのLEDライトも備わっており、停電時に懐中電灯としても使用可能。LEDライトとしての連続稼働時間は約80時間

■ソーラーパネルがあれば晴れた日に発電できる

Jackery
「Jackery Solar Generator 600 Plus 100 Mini ポータブル電源 ソーラーパネル セット」(11万6800円)

緊急時の電力確保に心強いアイテム。ソーラーパネル単体が欲しい際は「Jackery SolarSaga 40 mini」(1万7900円)も要検討です

4つ折り構造で、コンパクトに収納・携行しやすいソーラーパネル。両面セルテクノロジーを採用したことで、コンパクトさを実現しながらも、発電効率は維持されている。収納時のサイズはW425×D422×H55mmで、重量は3.2㎏。IP68の防水防じん性能を備える。単体販売がないのでセット商品をチェック。

▲例えば、632Whの中容量なポータブル電源「Jackeryポータブル電源 600Plus」とのセットなどが選択可能

■ラジオは手回しよりも乾電池がイマドキ

スターリング
「防災セットに入れておくと便利な『ミニラジオライト』(STP-305WH)」(5500円)

乾電池の保存可能期間が延びたことを受け、疲れる手回し充電よりも、備蓄の乾電池を使うことを採用した製品。緊急時の情報収集に◎

単4形乾電池3本で駆動する防災用ラジオライト。必要性の低い手回し充電を廃止し、コンパクトさを実現。防災セットにも入れておきやすく、ライトとしても取り回しが良い。サイレン再生ボタンや、イヤホンジャックも搭載。寸法はW130×D33×H50mm、重量は110g。バリエーションは4色。

▲LEDライトで最大約10時間、ラジオ(AM/FM)で最大約24時間利用可能。スマートフォンへの充電もできる

■カセットボンベで動く発電機

Honda
「エネポ EU9iGB」(12万1000円)

家庭用のカセットボンベで使える発電機。折りたたみ式のハンドルと車輪が備わっており、移動して利用しやすい。定格出力は900Wで、小型の電気ポットやハロゲンヒーターなどが使える。カセットボンベ2本での最長連続運転可能時間は約2.2時間(エコスロットル時)。使用温度範囲は5~40℃。

▲カセットボンベを2本セットして発電できる。出力端子にはコンセントが2口も備わっている

※2024年9月6日発売「GoodsPress」10月号80-81ページの記事をもとに構成しています

>> 特集【日常に防災を意識する「ニチボ」のススメ】

<文/井上 晃>

 

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