長持ちは当たり前!? 旨さを追求した保存食の新常識!【日常に防災を意識する「ニチボ」のススメ】

【日常に防災を意識する「ニチボ」のススメ】

保存食と言っても非常時に食べたいと思えるものでなくては意味がない。避難時でもちゃんと美味しく、食べたくなるものを選びたい。期限切れになる前に普段の食事としても楽しめる、ローリングストックにぴったりの保存食を紹介。

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災害時というと体育館のような避難所で過ごすイメージを持つが、避難所に移動するのはかなり大きな災害時で、実際には避難所に行かず在宅避難をするケースの方が多い。

家にいることはできるが、電気、ガス、水道のすべてもしくはいずれか使えなくなることがあるので、非常時に備える必要がある。災害時であっても食事は欠かせない。逆に非常時でもおなかが満たされることで少し安心できたり、気持ちを持ち直したりすることができる。

ただ、非常食として普段食べ慣れないものを備えていると、いざという時に食が進まなかったり、美味しいと思えないことがストレスになったりする。そこで普段から食べ慣れた味を保存食にし、食べながら備蓄するローリングストックがオススメ。保存期間の長いものを買い置きしながら普段の食事で食べたら補充するというのもアリ。食事は美味しく食べてこそ。備蓄する食料を選ぶ際には、災害時でも美味しい食事ができるように考えて選んでみよう。

料理研究家 島本美由紀さん
旅好きで旅先で得たヒントを生かし手軽に作れるレシピを考案。ラク家事アドバイザー、防災士としても活躍。「もしもに備える!おうち備蓄と防災のアイデア帖」など著書多数

【次ページ】被災時に食べるなら、美味しい一品を備蓄しよう!

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