街中から荒野へ! 400cc以下の『アドベンチャーバイク』6台【最新ヒット良品と秘密基地づくり】

【最新ヒット良品と秘密基地づくり】

オフロードバイクのテイストを受け継ぎ、悪路での高い走破性を誇り、オンロードでも快適なにロングツーリングができる“アドベンチャーバイク”の人気が高まっている。特に400cc以下のモデルは扱いやすく、これから“乗ってみたい”という人には最適だ!

*  *  *

オン・オフどちらで乗っても楽しいアドベンチャーバイク。そのスタイルの原点は、ダカールラリーに代表されるラリーレイド用のモデルたちだ。

ラリーレイドでは未開の悪路はもちろん、リエゾンと呼ばれる移動では舗装路も走る。その距離は1日600〜800kmを超えることも。それに対応できるように作り出されたのだ。

アップライトなポジションで、防風性能が高いウインドスクリーンが取り付けられているので、長距離を走っても疲れにくいといった特徴を持っている。まさに、ロングツーリングにはピッタリな車種なのだ。

本格的なラリーレイドには、600〜1000cc以上のハイパワーが必要。でも国内であれば取り回しが楽で、普通二輪免許で乗れる400cc以下のモデルでも十分に楽しむことが可能だ。

それにフラットで幅広のリアシートやキャリアが取り付けられているので、荷物の積載性も高い。日常乗りから、人気が再熱しているソロのツーリングキャンプまで使える利便性がある。実用性と趣味を兼ね備えた車種群と言っていいだろう。

秋はバイクツーリングにピッタリなシーズン。そんなバイクたちに跨って、都会から荒野を目指して、冒険の旅に出てみてはどうだろうか。

ライター 松尾直俊さん
17歳からオートバイのロードレースで筑波や鈴鹿サーキットを走っていた。当時の街乗り用バイクはヤマハRZ250とRZ250R。全行程1万6000kmのラリーレイドに同行取材した経験がある

【次ページ】アドベンチャーバイク、相棒にするべきなのはどの1台?

この記事のタイトルとURLをコピーする