■BMXを街乗りに最適なクルーザー風にカスタム!
HOW I ROLL
「THE ROOTS」(8万1400円)
オールドスクールBMXをベースにデザインされた人気モデル。ホイールベースが長く、老若男女問わず乗りやすい。
▼実用性もアップ
サドルはバナナシートに変更。座り位置を後ろにずらすことで、座り漕ぎがラクになる。
カップホルダー(丸穴)が付いたフロントラックを装着。コーヒーを楽しみながら乗れる。
普段使いのためスタンドを取り付け、タイヤが回転しないようステアリングダンパーも装着。
▼カスタムについて
ベース車両と見比べるとわかるが、フレーム以外のほぼ全てのパーツを交換。友村さんは、普段は乗る人をイメージしてカスタムするが、今回は1980年前後のBMXクルーザースタイルに。
「当時のアメリカのキッズたちが持っていた自転車を意識しつつ、街乗りで足として使える実用性をプラスしました」
まずカスタムすべきパーツはグリップ、ペダル、サドルの3つ。乗っている時に自分が触れる部分や見える部分を変えるとカスタムを実感できるという。
<自転車ラバーこだわりの愛車を紹介>
■初代レンジローバーの黄色に全塗装した電動自転車
今回取材に対応してくれた友村さんが最近カスタムしたのは、知る人ぞ知るシンガポールの電動自転車ブランド・COASTCYCLESの「BUZZRAW」。ドライブトレインはそのまま、ギアをやめてシングルに変更するなど、前後ホイールとシート以外は全てカスタム。
一番のこだわりは、初代レンジローバーのカラー“バハマゴールド”の再現。海外のミニカーを手に入れて塗装業者に送り、ペイントしてもらったという。
「もう少し黄色が強めのイメージでしたが、気に入っています。シートもアンコ抜きしてタックロールにしたいし、まだまだカスタム途中です」
■ツーリングと街乗りのバランスを考慮してカスタム
クルーズバイシクルのスタッフ・中村さんの愛車は、米国SURLYの「Long Haul Trucker」。ツーリング好きという中村さんのカスタムはバッグがポイントになっていて、夏は着替えを入れていることが多いそうだ。
また、タイヤをサイドスキンに、クイックリリースをワンポイントで青にするなど、くすんだ色合いのブルーのフレームに合わせてカスタム。細かいパーツ使いにもセンスが光る。
「バイクパッキングは見た目が好きで、荷物も収納できるので気に入っています。フロントラックも便利で、リュックを背負わなくていいので乗りやすく、普段使いに最適です」
■超長距離を走破するための実用的な装備が満載
数多くの媒体で活躍するカメラマンの下城さん。自転車好きとして知られる彼の愛車は、北米のビルダーカンパニー・INDEPENDENT FABRICATION製ハンドメイドオーダーフレーム。
「Club Racer」で組んだウルトラディスタンス仕様のロードツアラー。自家発電機能も搭載。
「趣味の超長距離旅に耐えうる耐久性と実用性を絶対としながらも、偏執狂的な金属バーツを厳選し、極限で走りながらも愛せる自転車を目指して組みました。路上仮眠のみで何日も走り続けるための荷物を効率良く積載でき、かつ乗車したまま楽にアクセス可能なバッグ構成にもこだわっています」
※2024年9月6日発売「GoodsPress」10月号30-31ページの記事をもとに構成しています
<取材・文/津田昌宏 写真/下城英悟>
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