今年注目の文具はコレ! 「日本文具大賞2024」グランプリ&優秀賞を一気見せ!【最新ヒット良品と秘密基地づくり】

<デザイン部門>

生活を便利に変えてくれるだけでなく、持っていることでちょっと楽しい気分になれる。これも文具選びにおいては大事なポイントだ。

【優秀賞】

■ノートの一部のように持ち運びできる新しいボールペン

ゼブラ
「ピタン」(1320円)

ホルダー部の内蔵磁石というギミック、シンプルな構造、無駄をなくしたデザインは新たなペンホルダーとしての完成度が高く、なによりスタイリッシュ。ペンを近づけるとピタッと収納される面白さは、それを見た人と思わず会話が生まれるコミュニケーションツール(髙橋さん)

クリップ付き&磁石内蔵の専用ホルダーをノートなどに装着し、磁力でペンを固定。ペンを使用する時は、ホルダーから取り外してノックするだけ! ノートとペンの新たな関係性を提案し、2023年度グッドデザイン賞も受賞。

【優秀賞】

■単色と調色の両方が自由に楽しめて、遊び方は無限大

KA-KU
「おうちで混ぜて楽しめる『8月の夜』インクキット」(3300円)

インク作りを、まるで香水作りのように自分自身の手で気軽に楽しめる“遊び”をデザインした発想力を評価。“若いユーザー層に万年筆を広げるきっかけにもなり、万年筆市場をも刺激し拡大させる”。そんな製品として世に広まってほしいという思いで一票入れました(髙橋さん)

夏の夜をイメージさせる3色の水性染料インクがセットになったキット。インクが入ったスポイト式ボトル以外に、パレットやマドラー、カラーサンプルシート、空ボトルなども付属。調色方法も記されているのですぐ試せる。

 

【優秀賞】

■ロールペンケースが、2ステップで便利なトレイに変身

プラウズ
「dritto Pen roll」(9625円)

「その手があったか!」と膝を叩きたくなるシンプルなギミックが秀逸でした。一枚皮からなる質感と耐久性、機能を伴うデザイン性は都会的なニーズにもピッタリ。カバンのスキマにも収納でき、デスクにおいてもサマになる。その佇まいはまさに大人の逸品の貫禄(髙橋さん)

一枚革を折り込んだシンプルなロールペンケースに、開くとペントレイになるギミックを加味。収納したペンとペン同士が触れ合わないので傷がつきにくく、革でペンを巻き込んで収納するため音もせずスマートに持ち運べる。

【優秀賞】

■高質感と利便性の追求が手に持った瞬間に驚きを与える

東海理化
「エクスプロリカ ペン」(5500円)

職人の手しごとを感じる金属パーツと高級感のある台座付き卓上ペンが、この価格で手に入るのは嬉しい。さらに持った際の重さと指馴染み感も従来のペンとは一線を画すもの。機能美とエモーションが調和した、新たな体験をユーザーに与えるデザイン性が評価されました(髙橋さん)

特徴的な三角形の断面形状により、親指、人差し指、中指が自然と正しい位置に収まり、書く時の指先が美しく見えるように、太さや丸さ、部品の構造や素材選定に至るまでこだわりを詰め込んでデザインされたボールペン。

【優秀賞】

■見られたくない書類の保護と、取り出しやすさを両立

LIHIT LAB.
「SELFANA ソリッドホルダー<オープンポケットタイプ>」(440円)

就活生たちから求められた機能を、デザインで解決した点を評価しました。“見せたくない、でもさっと出したい”そんな使いやすさを突き詰めて考えた、開発現場の努力にも敬意を払いたい。モノづくりには完成がないということを改めて考えさせられました(髙橋さん)

周りに見られたくない書類の保護と、サッと取り出したい書類の簡単出し入れを両立した3WAYホルダー。「クリヤーホルダー」ごと入るワイドサイズも嬉しく、就活やフォーマルシーンにも対応するベーシックカラーの3色展開。

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