【遊べるバイク大特集】
バイクの進化は目覚ましく、新型車には安全性や実用性、快適性を高める機能やシステムが多数搭載されている。ここではモータージャーナリストの青木タカオさんが、注目の機構を備えたオススメのモデルを紹介!
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バイクの電子制御システムは急速に進化しており、フューエルインジェクション化に始まり、ABSやトラクションコントロールなど、かつては部分的に機能していたものが、現在は車体全体で統括的に制御されている。
バイクは人間の五感に頼るからこそ楽しい。操る醍醐味が損なわれてしまわないのか? そんな声を耳にするが、電子制御技術はライダーのミスをリカバリーし、リスク回避はもちろん快適性を飛躍的に向上させ、さらなる楽しみをもたらす。
オートクルーズコントロールは昔から存在したが、レーダーを搭載する最新式ではクルマのそれと同様に、前走車との車間距離を検知、自動で加減速を行うまでに進化している。さらには停止時に車高を下げて足つき性を高めるアダプティブ・ビークル・ハイト・コントロールなども登場。足つき性の問題などからビッグアドベンチャーを諦めていた人にとっては朗報だ。
クラッチレバー操作をなくしたEクラッチは、操作の負担を軽減するだけでなく、体重移動やステップワークなどに集中できる。どんなに電子デバイスが進化しようとも、バイクを操るエキサイティングさは何も変わらず、ライダーの安全性や快適性を高めてくれているのだ。
モータージャーナリスト 青木タカオさん
バイク好きが高じて専門誌の編集部員となり、その後独立。初心者にも分かりやすい解説に定評があり、専門誌や一般誌、Web媒体などにも寄稿。YouTubeチャンネル「バイクライター青木タカオ【~取材現場から」も人気
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