■ラジアルマウントキャリパーなど細部も豪華
TRIUMPH
「SPEED 400」(72万9000円)
往年のオフロードバイクを彷彿とさせるスクランブラースタイル。前輪を19インチ化するだけでなく、サスペンションストロークを伸ばすなど、悪路も走破できる車高を上げたスタイルとなっている。LEDヘッドライトに石よけガードを備えるなど、ヘビーデューティな仕上げが見事!
マフラーも差別化され、400 Xにはツヤ消しブラックのツインサイレンサーに大型ヒートガードを組み合わせている。
ダート走行も想定した400 Xには、ナックルガードを標準装備。抑えの効く幅の広いハンドルにはバーパッドも備える
TRIUMPH
「SCRAMBLER 400 X」(81万9000円)
車体の基本構成を両車で共通にしながら、ネイキッドスタイルのロードスポーツも設定。単気筒エンジンは水冷DOHC4バルブの完全新作だが、直立したシリンダーに冷却フィンが刻まれ、三角形のオルタネーターカバーを配置するなどオーセンティックな雰囲気も漂わせている。
指針式の速度計と先進的な液晶ディスプレイを組み合わせたメーターは両車共通。高級腕時計のような上質感を漂わせている。
タンクパッド付きのスチール製タンクに、英国のユニオンジャックをオマージュしたグラフィックが施され、トラディショナルな雰囲気に。
■“中免で乗れるハーレー”と話題沸騰中!
HARLEY-DAVIDSON
「X350」(69万9800円)
伝統のVツインを並列2気筒にし、軽快なハンドリングを生む前後17インチの足まわりをセット。倒立フォークやモノショックで、前後サスを強化している。スポーティなスタイルは、ダートトラックで活躍し続けるXR750譲り。オレンジはH-Dワークスのチームカラーですよ。
■あの“モリワキ”がX350のマフラーを開発中!
創業40年、国内外のレースシーンで輝かしい成績を収めてきたモリワキが、初のハーレー用マフラーを開発中。ツインサイレンサーはプロトタイプながら歯切れの良い2気筒らしい乾いたサウンドを奏で、全域で出力アップ。JMCA認定車検対応とし、今秋発売予定。
■生誕30周年を迎えたストリートファイター
KTM
「390 DUKE」(82万9000円)
「READY TO RACE」をスローガンに開発され、抜きん出た戦闘力を誇るKTMのマシンたち。新型の390 DUKEはエンジンや車体、外装を含む全体の90%が新設計され、新しいフェイスデザインがアグレッシブさをより強調。ローンチコントロールを標準装備するなど電子制御も一線級です。
■親近感のあるスタイルと扱いやすさで人気
ROYAL ENFIELD
「HUNTER 350」(65万7800円~)
ロングストローク設計の空冷2バルブ単気筒エンジンをスチールフレームに搭載。ハイテクマシンが多く登場する現代において、異色とも言えるクラシカルかつシンプルなスタイルで人気を集め、世界中で大ヒットとなっている。弾けるようなパルスサウンドも人気の秘密です!
※2024年9月6日発売「GoodsPress」10月号98-99ページの記事をもとに構成しています
<文/青木タカオ>
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