【傑作&大本命モノ決定版】
自宅で気兼ねなく、映画やスポーツ観戦、ライブなどを迫力満点の映像とサウンドで楽しみたい。ひと昔前は敷居が高かったホームシアター構築を手軽に実現してくれるAV機器の中から、特に秀逸なモデルを厳選紹介する!
* * *
自宅でまったり楽しむエンタメの筆頭と言えば、やはりホームシアター。
「リビングの主役・大画面テレビは、ミニLED液晶と有機ELが高輝度化を競っていて照明を落とさずとも本格的な映像美を楽しめるようになりました」と折原さん。
本命に挙がったモデルはソニーのミニLED液晶のBRAVIA9と、パナソニック・ヴィエラのMLA有機EL TV・Z95A。
「ソニーvsパナソニックの頂上対決が面白い。国内テレビメーカーの老舗ブランドが異なるパネル方式で最高画質を競うだなんて展開を見守るだけでも胸がアツくなります」
一方、多様化も進んでいる。ミニLED液晶搭載のチューナーレスTVを10万円以下で発売したXiaomi、デザインと設置性から革新を進めたJMGOと、高画質だけでなく視聴スタイルに合わせた機種選びもアリだ。
サウンドの世界は、10万円以上の本格サウンドバーが続々登場。
「サウンドバーはテレビの予算を押さえて音に振り分けたい、音へのこだわりが強い人にオススメ」とのこと。テレビ中心のオールインワンか、映像と音を個別に組み合わせるカスタムか。製品選びで悩んでみるのも一興だ。
AV評論家 折原一也さん
1979年生まれ。PC系出版社編集職を経て、AVライター/評論家として専門誌やWebで執筆。2009年よりVGP審査員・ライフスタイル分科会副座長
【次ページ】この秋冬にオーディオ・ビジュアルで気になるのは?▶
- 1
- 2