この秋、買いの「クリーン家電」VS「調理家電」頂上決戦【傑作&大本命モノ決定版】

【傑作&大本命モノ決定版】

衛生的な空間を保つために必要なクリーン家電と、毎日の料理に欠かせない調理家電。どちらも年々進化しており、使いやすいアイテムが続々登場している。今回は、実際に使ってみて便利だったアイテムを紹介する。

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生活に密接しているクリーン家電や調理家電は、ここ数年で選択肢が広がっている。参入するメーカーも増え、目からうろこの便利な製品も増えた。

家電プロレビュアーの石井和美さんは、最新の家電について「ライフスタイルが多様化していることもあり、家電が細分化しています。少人数世帯で使いやすく、収納場所もとらないコンパクトかつ高性能な家電に注目が集まっています。デザインも個性的なものが増えてきました」と語る。

クリーン家電は、場所や状況に合わせて最適な1台を選ぶと、毎日のストレスが軽減する。

音が静かなのは、シャープ「コードレススティック掃除機 EC-XR1」。音が小さいと吸引力が心配になるが、これはとてもパワフル。夜間などに掃除する方は注目してほしい。

棚や布団、車内などを掃除したいのであれば、Shark「EVOPOWER DX WV515JOR&アクセサリーパック」が便利だ。そもそも吸引力が高いので、布製品も隅々まできれいになる。

ケルヒャー「マルチクリーナー OC 3 Foldable」は、家のベランダや外遊び時の持ち物など、洗浄したいさまざまなシーンで重宝する。給水タンクと充電式バッテリー内蔵で、どこでも簡単に水で洗える。

これから乾燥する時期に気になるのが加湿器だ。最新のティファール「スチーム アンド ミストL8L」は、加熱超音波式(ハイブリッド式)を採用した加湿器で、広い部屋もカバー。スチームがあたたかいところも魅力だ。

調理家電は、全体的にスタイリッシュなデザインのものが増えた。性能も進化しており、美味しくできる点も見逃せない。

ユニークなのはレコルト「スライドラックトースター」。脚があり、レトロなデザインだ。性能もこだわっており、マイコン制御で簡単に美味しく焼ける。

Ninja「Ninja Twisti SS151J」もスタイリッシュなデザインが目を引く。ジュースやスープなどもムラなくなめらかで、氷も粉砕できるパワーが自慢だ。

深さや大きさが少人数世帯にちょうどよく、色々な料理に使えそうなホットプレートも一台あると便利だ。パナソニック「ホットプレート NF-HM310」は、普段使いからおもてなしまで、幅広く使える。

手軽に失敗なくコーヒーが楽しめるカプセル式コーヒーマシンも紹介したい。ネスプレッソ「ラティシマ・ワン プラス」は、牛乳を使ってカフェラテまで楽しめる。デザインの美しさ、高級感がある佇まいも人気だ。なお、家電は毎日のように使うもの。できれば実物を見てから購入してほしい。

家電プロレビュアー 石井和美さん
家電プロレビュアー。家電のレビューを得意とする。小型の調理家電から冷蔵庫や洗濯機などの大型家電を生活者目線でレビュー。テレビ、雑誌、WEBなどで活躍中

【次ページ】クリーン家電、調理家電、どっちも欲しい!

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