■“バンコン”の魅力とは?
バンコンとはエブリイやハイゼットなどをベースに、内装にベッドや収納スペースを設置したキャンピングカーのこと。普通車と同じボディサイズの中に必要な装備を備えているため、取り回しの良さと機動力を持ち合わせているのが特徴。
<大本命>
1. ソーラーパネル搭載で旅先でも安心!
岡モータース
「ミニチュアクルーズ アトレーSV」(470万8000円~)
広々とした室内にシンプルで美しい家具を配置。また車外にあるステンレス製排水タンクは驚きの使いやすさ!(渡辺さん)
アトレーをベースに21段階の高さ調整機能を備えるベッド&シート、ソーラーパネル、150Lの大容量収納スペースを搭載した大人の軽キャンパー。セカンドシート部分とリアベッドマットでテーブルを囲んで食事も楽しめるなど、車内空間は快適そのもの。
<極上の実用性と快適性>
2. 旅も日常も優雅に楽しむ洗練されたデザインと実用性
VANTECH
「ルネッタ」(370万2000円~)
柔らかな曲線デザインの家具や間接照明によってリラックスできる時間を提供する。またテイジン製のフルフラットマットを装備したことで、快適な睡眠時間も確保できる。このマットを収納すると4名乗車も可能と使い勝手の高さも見逃せない。
■“キャブコン”の魅力とは?
自動車のキャビン(運転席部分)を残し、後ろのスペースを拡張したキャンピングカーをキャブコンと呼ぶ。自由に空間を作れるため、バンコンに比べて幅も天井も広く、中には立って移動できるものもある。軽キャンでもゆったり過ごしたい人にオススメ。
<軽量キャビンの安全性>
3&4. メイド・イン・ジャパンの高品質とかわいらしさを両立
RVランド
「ポニト」(498万円~)
軽トラックをベースにしながら、5名乗車・4名就寝可能となっている本格ミニキャブコン。ナチュラルな雰囲気の内装にシンクや有孔ボードを採用し、実用性も高めている。メイド・イン・ジャパンの高品質が特徴で、特に断熱性能が高く室内の快適性に優れている。
<広大な快適空間>
バンショップミカミ
「テントむし F1タイプ」(382万8000円~)
ポップアップ式軽キャンの原型ともいえるロングセラーモデル。軽量設計のおかげで走りも快適なのがうれしい!(渡辺さん)
ベッドスペースとして使えるポップアップルーフを備えた広い居住空間が魅力の軽キャン。乗り心地の良さとベッド下に広い収納を持つ「F1タイプ」は、車中泊だけでなくテレワークなどのビジネスシーンにも対応する。
■バンコン・キャブコン以外の注目“軽キャン”
軽トラの荷台に載せるキャンピングカーキャビン「トラキャン」や小さいキャンピングトレーラーなどがカテゴライズされる。以下に紹介する「パネルバン」をベースにしたものもこれに入るが、より自由な発想のもと生み出されるのが特徴。
<天然材のぬくもり>
5. 富士ひのきで作る快適な居住空間
ミシマダイハツ
「クオッカ」(264万円〜)
山小屋のようなひのきの香りが漂う室内は最高のひと言。家具を並び替えるだけで室内がアレンジできる手軽さもいいですね!(渡辺さん)
「富士ひのき」を使用したぬくもりのあるインテリアは、木製の箱を組み替えることでさまざまな室内レイアウトを実現。見た目だけではなく、ひのきの無垢材には断熱効果もあり、宿泊の際にも“ぬくもり”が感じられる。
※2024年10月4日発売「GoodsPress」11月号54-55ページの記事をもとに構成しています
<取材・文/ミラソル・デポルテ>
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