タフネス&エレガンス。趣味な男の“語れる”腕時計5本【傑作&大本命モノ決定版】

【傑作&大本命モノ決定版】

腕時計はどんな男でも、自分のスタイル、ステータスをアピールできる貴重なファッションアイテムのひとつ。デザインがカッコイイのはもちろんだが、語れる物語があればなお良し。そんな自分をドラマにする腕時計を紹介しよう。

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腕時計は“時を知る道具”というよりも「自分はこんな世界が好き」「自分はこんな趣味を楽しんでいる」など、以前よりも個性を表現するファッションアイテムという意味合いが強くなっている。

そのため、どの時計ブランドもほかにはない独自の機能やデザインなど“着ける人の個性を表現する”、また“語れる”製品づくりに力を入れている。そんな状況の中、時計を選ぶ際に注目したいのが、歴史のあるデザイン、スタイルや自慢の技術だ。

今回紹介しているシチズンのタフなスポーツウオッチ「プロマスター35周年記念モデル」は伝統のスタイルと自慢の光発電エコ・ドライブ(ソーラー駆動クォーツ)を兼ね備えている。また、オリエントの「オリエントスター」の限定スケルトンモデルは、心臓部に独自の技術で開発したシリコン製のパーツを搭載。しかもスケルトンモデルの常識を破る驚きの価格を実現するなど手に取りやすいところも大きな魅力になっている。

カシオの「G-SHOCK」も初代デジタルモデルと初代アナログモデルを融合させた人気モデルに初めてクロノグラフ機能を織り込んだ新作として、存在自体がドラマティック。

どのモデルにも語れる魅力的な物語が満ちている。

時計&モノジャーナリスト 渋谷ヤスヒトさん
編集者。元本誌副編集長。腕時計をメインに30年以上世界中で取材を続ける。PCやスマートフォンなどのデジタル機器、クルマ、ファッションアイテムにも詳しい

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