【秋のカーケア最前線】
ようやく日中も涼しい日が増えてきた昨今は、洗車をするにもちょうどいい季節。夏のロングドライブなどで付いた汚れなどは、この機会に落としておきたいところです。そんな洗車に役立つアイテムをピックアップして紹介します。
■限られた環境で効果的に洗車できるアイテムを
今年も猛暑日続きだった夏が終わり、やっと昼間に「洗車でもしてみようか」という気になる気温になってきましたが、最近は洗車もしにくい環境になっていると語るのは乗り物ライターの増谷茂樹さんです。
「都市部では、いわゆるコイン洗車場がどんどん減ってきて、自分でクルマを洗いたい人にとっては場所探しから大変です。自宅の駐車場でできるという人でも、洗浄機やブロアなどを用意しなければなりません。ただ、そうしたニーズを受けてか、コードレスで使える洗浄機やブロアも登場していて人気を集めています」
専用アイテムを賢く使うのが、愛車をキレイに保つためのコツだといえそうです。口コミ評価の高いアイテムもピックアップしました。
増谷茂樹|編集プロダクションやモノ系雑誌の編集部などを経て、フリーランスのライターに。クルマ、バイク、自転車など、タイヤの付いている乗り物が好物。専門的な情報をできるだけ分かりやすく書くことを信条に、さまざまな雑誌やWebメディアに寄稿している。
1. SPICERR「ポケッタブル高圧洗浄機SWU-1」
自宅で洗車をしていると真っ先に欲しくなるのが高圧洗浄機でしょう。最近は、バッテリーやタンクが一体となったものなど選択肢が増えていますが、なかでも注目を集めているのがこの製品。水栓不要でバケツやペットボトルからも給水でき、電源も必要ない手軽さが最大の売りです。
3000mAhのバッテリーパックを内蔵しながら、重量はわずか800gと片手でも操作しやすいサイズ。パワーは3段階に切り替えが可能で、付属のノズルによって5パターンの噴射が選べます。実勢価格は1万2980円と、そんなにしょっちゅう洗車をしない人でも手を出しやすい価格となっているのもポイントです。
2. カーメイト「C163 パープルマジック ホイールスポンジ プレーン」
洗車時に専用品を用意しておくべきと断言できるのがホイール洗浄用のスポンジ。近年は純正ホイールでも複雑な造形のものが増えているので、代用できるものを探す方が面倒だったりします。ちなみにボディ洗浄用のスポンジでホイールも洗うのは、ホイールに付着した鉄粉でボディに傷を付けてしまったりするのでご法度です。
カーメイトの「パープルマジック」シリーズはホイールクリーナーからスタートしたブランドだけに様々な形状のスポンジが用意されていますが、このプレーンモデルだけでも多くのホイールデザインに対応できます。超極細マイクロファイバーで傷を付けずに汚れだけを落とすことができ、グリップの角度も力が入れやすくなっています。実勢価格は440円。同ブランドのホイールクリーナーと組み合わせると効果バツグンです。
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