【秋のカーケア最前線】
秋は愛車のメンテナンスに最適な季節。この機会にクルマの外観だけでなく、車内もキレイにして快適な空間を実現しておきたいところです。車内を美しく、快適に保つのに役立つアイテムをピックアップして紹介します。
■同乗者にも快適な空間に仕上げる
クルマ好きなら洗車やメンテナンスなどにも気を使っている人が多いことでしょうが、意外と見落としがちなことがあると話すのは乗り物ライターの増谷茂樹さんです。
「いつも乗ってるオーナーだと気付きにくいですが、車内に独特の匂いがついてしまっていることがあります。たまに家族を乗せると“臭い”と言われて驚いた経験がある人も少なくないはず。今はオゾン消臭機など便利なものが増えているので、こういうアイテムを使って日頃から匂いにも気を使いたいところです」
車内の汚れは匂いの原因ともなり得るため、キレイに保つことは基本。そのためのアイテムも進化を続けているので、車内を美しく保ちながら、家族や同乗者のためにも消臭にも配慮しておきたいところです。
増谷茂樹|編集プロダクションやモノ系雑誌の編集部などを経て、フリーランスのライターに。クルマ、バイク、自転車など、タイヤの付いている乗り物が好物。専門的な情報をできるだけ分かりやすく書くことを信条に、さまざまな雑誌やWebメディアに寄稿している。
1. セイワ「ハンディマルチブロー&掃除機」
車内を清掃する際、一番に欲しくなるのがコンパクトなコードレス掃除機でしょう。特に車内で使うなら、細かいゴミを飛ばすエアブロー機能も付いていると便利です。こちらの製品はH126× W80×D36mmと非常にコンパクトなのが特徴で、ノズルを付け替えることで様々な用途に使えます。
特に掃き掃除用のブローブラシノズル、隙間掃除用の隙間ノズルが車内清掃時には便利。2000mAhのバッテリーを内蔵し、低速で約180分、高速で約12分の稼働ができ、USBからの充電が可能なのでモバイルバッテリーでも使えるのがポイントです。実勢価格8980円と手軽に導入できるのもありがたい。
>> セイワ
2. カーメイト「C190 エクスクリア 360ワイパー フラット」
最近のクルマの清掃をしていると、フロントウィンドウが拭きにくいと感じる人が少なくないはず。フロントウィンドウが広く、角度が鋭角になってる車種が増えているのに加えて、大型ディスプレイを採用するクルマが増えているのがその理由です。そんな車種に対応したワイパーがこちら。
2017年以来36万本を売り上げた従来モデルをリニューアルし、ヘッドの厚みを約25mmダウンしているのがポイントで、フロントウィンドウの奥までしっかりと届くようになっています。クイックロック機構を採用し、クロスを簡単に脱着できるのもメリット。ヘッドが上下左右どちらにも自由に動くので、ガラス曲面にもしっかりフィットします。実勢価格は2050円。
>> カーメイト
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