＜ラーメン＞
1. 究極の二郎インスパイア系ラーメン
ちばから（千葉県）
「らーめん」（1350円）
不動の人気商品。ド乳化スープが唯一無二と言われていて、ここまでトロりとしたクリーミーな二郎系はないのでは？（野間口さん）
二郎インスパイア系の中でもトップレベルと言われている同店。それもそのはず、店主は二郎出身で、約2年かけて今の味にたどり着いたという。濃厚ながら角のないまろやかな口当たりのスープとコシの強い自家製極太麺に脱帽！
▲とろみが強い濃厚スープは、すすった瞬間に肉出汁のコクが口中に広がるとともに繊細な味わいを感じられる
2. 「札幌すみれ」出身店主が手がける極上味噌
大島（東京都）
「味噌らーめん」（1426円）
味噌ラーメンでは都内ナンバーワンとの呼び声が高い一度食べたらやみつきになる王道の札幌味噌ラーメンです（野間口さん）
誰もが知る味噌ラーメンの名店「札幌すみれ」で12年間修業を積んだ店主のつくる逸品は、濃厚にして後味さっぱり。店の味をそのまま届けるために、宅麺の商品化に3年の歳月をかけたという。
▲ニンニクと生姜の香りが引き立つ濃厚スープ。札幌の名門「森住製麺」の縮れたまご麺との相性も抜群だ
3. 知る人ぞ知る大行列店発！ 幻の中華そば
琴平荘（山形県）
「中華そば（あっさり）」（1296円）
中華そばでは10年以上不動の人気。店舗は10／1～5／31しか営業していませんが、宅麺では通年食べられます（野間口さん）
山形県にある小さな旅館が冬の閑散期のお昼のみ始めたラーメンが、週末には1日500人が訪れるという行列店に。上質な淡麗醤油スープのコク深さ、もちもちとした自家製ちぢれ麺は圧巻の旨さ。
▲岩手県産の高級丸鶏を長時間煮込み、アゴの焼き干し、トビウオの天下干しなどを合わせた深みのあるスープ
4. 極太麺と豚骨醤油の絶妙なマッチング
俺の生きる道（東京都）
「白山店 夢のラーメン（味付き脂付き）」（1544円）
宅麺では最強の人気店。過去最高で月に1万食売れるなど、7年連続実質年間売り上げ数トップを誇ります（野間口さん）
レベルの高い二郎インスパイア系ラーメン。非乳化で少し甘みのある豚骨醤油スープが、小麦の風味を感じられる平打ち極太麺によく絡む。好みで茹で野菜やニンニクを加えるのが◎。
5. ミシュランガイド掲載店による黄金スープ
ホットエアー（鳥取県）
「極み塩」（1182円）
中古車販売店の主人が趣味で始めてビブグルマンにも選出されたことで、メディアにも度々登場する有名店です（野間口さん）
厳選した煮干しや昆布から丁寧に出汁を取り、鶏の旨みを最大限引き出した黄金スープと10年かけて辿り着いた全粒粉入り特注麺が絶妙。ミュシュランガイドにも掲載された。
6. “豚骨界の暴君”が魅せる家系の真髄
横浜家系ラーメン 作田家（東京都）
「暴君RA-MEN」（1675円）
宅麺開始時にネット専門店として協力いただき、その後出店。家系では14年間ずっと宅麺を支え続けてくれています（野間口さん）
「横浜六角家」「博多一幸舎」での修業経験から、豚骨を知りつくし“豚骨界の暴君 ”と称される店主がつくる“ザ・家系”。時間をかけて抽出されたエキスにより、抜群のコクと旨みを味わえる。
▲豚骨の骨や髄のエキスを余すことなく抽出した極上トンコツスープ。濃厚でコクがありながら飲み干せるほどのまろやかさがある
7. “スタ満”ブームの火付け役がつくる極上麺
元祖スタミナ満点らーめん すず鬼（東京都）
「スタ満ソバ」（1328円）
おそらく日本でいちばん中毒性の高いラーメンではないでしょうか。かなりパンチ力が強く、ハマる人続出です（野間口さん）
衝撃の新ジャンル“スタミナ満点ソバ（スタ満）”の元祖。背脂の甘みと豚肉の旨みに、ニンニクの香りと醤油の濃厚さが加わったスープのパンチ力はまさにヘビー級。コシの強い自家製極太麺とのバランスも見事だ。
8. 多くを語る必要のない唯一無二のつけ麺
中華蕎麦 とみ田（千葉県）
「つけめん」（1166円）
日本一のつけ麺と言っても誰も文句は言わないと思います。絶対王者なのに、味の進化を続けているのがすごい（野間口さん）
日本が誇るつけ麺の大人気店。超濃厚な魚介豚骨スープは唯一無二。ツルっとしたノド越しの極太麺はもちもちとした食感で、噛むほどに小麦の香りが広がる。一度は食べるべき究極の逸品。
▲ゲンコツやモミジを20時間以上煮込み、煮干しやサバ節、宗田節などを合わせたスープは、酸味、旨み、辛みのバランスが最高
9. 鶏の旨みを凝縮した濃厚鶏白湯
特級鶏蕎麦 龍介（茨城県）
「龍介つけ蕎麦」（1296円）
豚骨ではなく鶏を使ったドロっとしたスープのつけ麺ですが、濃厚だけど後味がスッキリ。胸やけしません（野間口さん）
1杯あたりに5羽分もの鶏を使用するつけ汁は、鶏の臭みはなく旨みだけが凝縮され、風味豊かな魚介の出汁とのバランスも絶妙。茨城随一の濃度とも言われ、最後まで飽きない旨さ。
▲独自配合の自家製極太麺は国産小麦100％使用。芳醇な小麦の香りを感じられ、クリーミーな魚介鶏白湯のつけ汁との相性も抜群
10. 行列の絶えない名店こだわりの1杯
麺屋一燈（東京都）
「濃厚魚介つけ麺」（1200円）
5年ぐらいかけて口説いた行列店です。濃厚鶏魚介つけ麺ですが、販売開始当初はすごく話題になりました（野間口さん）
2010年の開店当初から今も行列が絶えない人気店。鶏白湯スープで作るつけ汁は濃厚でクリーミー。まろやかなコクと程よい酸味、甘みと旨みが詰まっていて口当たりが最高だ。
※価格はすべてラーメン1杯分です
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※2024年11月6日発売「GoodsPress」12月号56-57ページの記事をもとに構成しています
＜取材・文／黒川秀紀＞
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