【GoodsPress Award 2024】
音質やノイキャン、バッテリーなど性能競争がひと段落した感のあるワイヤレスイヤホン市場。今年はオープンイヤー型モデルの台頭により選択肢の幅が大きく広がった。そんな中、プロの目に止まった逸品とは!?
* * *
今年のイヤホン市場も、やはり主役はワイヤレスイヤホン。ただ「定番のノイズキャンセリング技ジュルの進化や高音質化に加えてオープンイヤー型が台頭し、多様化が進んでいます」とAV評論家の折原さん。
大賞モデルのJBL「TOUR PRO 3」はノイキャンの性能と音質、タッチスクリーン付き充電ケースの革新性で、使う楽しみと所有感を両立したトップモデル。「オールラウンダーで1台選ぶならコレ」とプロも太鼓判だ。
一方、Bowers&Wilkins「Pi8」は、高価格帯ながらポータブル・オーディオ音楽愛好家の期待を裏切らない超高音質モデル。9月発売ながら今年のハイエンドの決定版といえる傑作だ。
そして今年の注目である、耳を塞がないオープン型のワイヤレスイヤホン。中でもHUAWEI「FreeClip」は、最新のイヤカフ型デザインが便利で「日常使い、ビデオ会議、スポーツやアウトドアでも活躍する万能モデル。利用シーンの多さではベストバイ」と絶賛。
ワイヤレスイヤホンはスタイル別に複数台所持する時代に突入した。
AV評論家 折原一也
1979年生まれ。PC系出版社編集職を経て、AVライター/評論家として専門誌やWebで執筆。2009年よりVGP審査員・ライフスタイル分科会副座長
- 1
- 2