【GoodsPress Award 2024】
ガジェット・周辺機器の進化サイクルは早い。うっかり、今までの常識にとらわれて「安い旧モデルでも良いか」と判断すると、最新製品の快適な体験を逃してしまいがちだ。ここでは、2024年の「快適」な3製品を見逃すなかれ。
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大賞に据えたのは、ワコム初となる有機ELペンタブレットと比べて、軽量かつ取り回しがよく、ノートPCとともに持ち運びやすく、限られたデスクスペースにも設置しやすいのが魅力。絵描きスタイルの選択肢を広げてくれる1台だと言えよう。
モバイルバッテリーとしてはAnkerの3in1モデルが大きな存在感を放っていた。プラグもケーブルも付いているといういかにもガジェット感の溢れる仕様だが、大手ブランドが洗練された製品として整えてきたからこその魅力があった。
2024年末に発売された製品としてはアマゾンのKindleシリーズに注目だ。中でも手書き操作に対応したKindle Scribeの新モデルは、ベゼルを白くするなどのデザイン変更があった上で、さらにKindle本への手書きメモに新対応するなど、改良点が多
い。使用感については、未知数な部分も多いが、ペン対応の電子ペーパー端末としては、再注目の1台だ。
ITライター 井上 晃
スマートフォンやスマートウォッチ、タブレットを軸に、最新ガジェットやITサービスなどを取材。Webメディアや雑誌に記事を寄稿する。X:@kira_e_noway
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