【GoodsPress Award 2024】
冷蔵庫内の棚やポケットだけでなく、冷凍室や野菜室の中身まで確認できる「冷蔵庫カメラ」が進化。また、食材を美味しく長持ちさせる冷凍技術も年々向上しており、食品のムダを抑えられる冷蔵庫が続々登場している。
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2024年のトレンドは、カメラが搭載された冷蔵庫が増えたことだ。庫内をスマートフォンで確認できるようになり、外出先でも食材の在庫がチェックできるため、無駄な買い物を減らし、食品ロス削減に大きく貢献している。
また、AI技術の導入も加速している。家庭ごとの使用パターンや食材の消費サイクルを学習し、最適な保存温度や湿度を自動調整。さらに、食材の消費期限が近づくとスマートフォンに通知を送る機能も登場し、効率的な食品管理が可能だ。
「まとめ買いはしたいが、食品のムダをなくしたい」というニーズは年々増加しており、冷凍技術も向上している。急速冷凍や凍っていても食品を包丁で簡単に切れる機能も進化しており、食品の鮮度や風味を生かしつつ、長期保存できる。大容量でも庫内は整理しやすい構造も好まれている。
これらの技術革新により、冷蔵庫は食品を保存するだけの役割の機器から、食品管理まで簡単に行える機器へと進化している。
家電プロレビュアー 石井和美
家電プロレビュアー。家電のレビューを得意とする。小型の調理家電から冷蔵庫や洗濯機などの大型家電を生活者目線でレビュー。テレビ、雑誌、WEBなどで活躍中
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