プラモの達人が気になった2024年発売のキャラクター系プラモデル6選

【2024年人気アイテム総まとめ】

コロナ禍以降の趣味時間増加により、好調が続くプラモデル業界。そんなプラモ業界の2024年を振り返ると、多様化が進んだことがポイントになります。さまざまなアイテムをプラモデル化する流れが進む中、多彩なキットが発売されたスケールモデルとともに、多様化が進んだのがキャラクター系プラモデルです。

 

■キャラクターモデルメーカーの躍進

中でも注目されたのが、2015年にマックスファクトリーが“ランナーにパーツが付いていれば、なんでも好き”をコンセプトにスタートした「PLAMAX」。

▲マックスファクトリー「PLAMAX うる星やつら ラム」(7700円)© 高橋留美子・小学館/アニメ「うる星やつら」製作委員会

同社はロボットプラモデルのようなアニメ系メカ、ディテールにこだわったフィギュアモデルなど幅広ジャンルでシリーズラインナップを展開しており、新世代のプラモデルメーカーとして注目を集めています。

またガレージキットの販売の老舗メーカー海洋堂は「アートプラ」シリーズを展開。アニメ系のロボをはじめ、キャラクター、さらには恐竜や太陽の塔、仏像などを高いクオリティでプラモデル化して販売しています。

▲海洋堂「ARTPLA SCULPTURE WORKS 邪神兵」(1万4300円)©SUNRISE

2024年10月にはTVアニメ『機甲界ガリアン』のOVA作品に登場した邪神兵を発売。この製品は、1986年に同社が発表した巨大レジンキャストキットを3Dスキャンしてリサイズしたもので、粘土、バネ、アルミホイルなどで造形された素材感を残しつつ、プラモデルとしてリファインされています。これまでのキャラクターモデルとは一線を画す新しいプラモデルです。

▲グッドスマイルカンパニー「MODEROID 鉄人28号」(3900円)©光プロダクション

さらに「ねんどろいど」などフィギュアの販売で人気のグッドスマイルカンパニーの「MODEROID<モデロイド>」からも目が離せません。1980年代に人気博したアニメのロボや特撮映画などで登場したメカを次々と製品化。これにハマっているオジサンモデラーは多いのでは(達人もそのひとり)。同シリーズのキットは一部彩色済みとなっており、組み立てるだけで作品イメージの仕上がりを再現できるため、若年層の模型ファンでも楽しめるモデルキットとなっているのが特徴です。

 

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