2025年を牽引する眼鏡のトレンドとは。“5つのキーワード”で紐解く最新スタイル!

キーワード3【調光レンズ】:オン/オフどちらもこれ1本! 高コスパが魅力の万能レンズ

そんな調光レンズ搭載の注目株がこちら。アウトドアクリエイターYURIE氏とのコラボで生まれた1本は、キャンプや旅といったアウトドアシーンを楽しみつつ、その魅力を“ソトアソビ”というライフスタイルとして体現したデザインです。

紫外線量に応じてレンズの色が変わるので、屋内ではメガネ、屋外ではサングラスとして活躍。フレームの見た目と重量バランスも絶妙で、初心者でも取り入れやすい仕上がりがポイントです。

Zoff(ゾフ)
「YURIE OUTDOOR EDITION(調光レンズ搭載)ZN241G23-14E1」(1万3300円)

▲カラーは写真のブラックのほか、ブラック(デミ柄)をラインナップ

本モデルは、丸みを帯びた中太ウェリントンフレームが生み出す程よいボリューム感が特徴的。顔全体を引き締め、視覚的に小顔効果を与えるデザインも魅力です。

さらに、このクオリティで税込6600円(レンズ付き)というのも驚き。細部の仕上げにもこだわりが見られ、キーホールブリッジやカシメ風ピンが高級感を添えています。デザイン性とコストパフォーマンスを両立させた一本です。

ビジネスシーンでのキッチリ感からカジュアルな日常、さらには冠婚葬祭といったフォーマルな場面まで、どんなオケージョンにも違和感なく馴染むでしょう。

さらに、トレンドを取り入れるなら薄いカラーレンズをプラスしてみるのもおすすめ。さりげない遊び心が加わり、新たな雰囲気を楽しむことができます。

>> Zoff

キーワード4【ツーブリッジ】:硬派なルーツを持つクラシカルデザインが、今また新鮮!

レンズとレンズを繋ぐブリッジ部分が2本になった「ツーブリッジ」は、飛行機乗りがヘルメットに触れても壊れないように設計された、耐久性を重視したデザインが起源。その実用的で無骨なバックボーンが男心をくすぐります。

クラシカルな雰囲気を纏いながらも、現代のファッションに取り入れることで、新鮮なアクセントを演出。いつものコーディネートに変化をつけたい時や、個性をさりげなくアピールしたいシーンにぴったりです。

眼鏡市場
MAD JOURNEY「MDJ-40 BKM」(1万1000円)

“サングラスを掛けて新しい自分を旅しよう”をテーマに掲げ、バカンスとデイリーユースの融合をコンセプトにする「眼鏡市場」のオリジナルブランド〈マッドジャーニー〉から登場。

ツーブリッジ&ヘキサゴン(六角形)シェイプという一見挑戦的なデザインも、程よいサイズ感とシンプルな彫金模様により、絶妙なバランスを実現。個性的でありながら、日常使いしやすい仕上がりとなっています。

加えて、細身のフレームは上品で洗練された大人の佇まいを演出。これにより、年齢や性別を問わず、誰でもスマートにかけこなせる汎用性の高さが魅力となっています。

フレームカラーは、写真のマットブラックをはじめ、グレーやホワイトゴールドの3種類をラインアップ。それぞれのフレームに合わせたレンズカラーが設定されており、可視光線透過率も異なるため、購入時には詳細を確認することをおすすめします。

>> 眼鏡市場

キーワード5【リムレス】:自然に溶け込む透明感。主張しすぎないニュースタンダード

2018年頃から海外アーティストたちの愛用をきっかけに人気が高まり、Y2Kスタイルとの好相性から若者層にも浸透しました。レンズ枠がないため、軽量で長時間の着用でも疲れにくい設計。

“アイウェアは顔に馴染むデザインが理想”という人にぴったりです。開放感のある視界も魅力のひとつで、見え方も自然でストレスフリー。

OWNDAYS|John Dillinger
「JD1046G-4A(シルバー)」(1万4000円)

自然と顔に溶け込むため、リムレスフレームは比較的誰にでも似合いやすいのが特徴です。「OWNDAYS(オンデーズ)」のオリジナルサブブランドJohn Dillinger (ジョン・デリンジャー)からも、レトロな趣を感じさせる意匠を基調としたモデルが登場しました。

縦浅で横幅のあるスクエアシェイプを採用したツーポイントフレームは、さりげなさとアクセントの効いたディテールが程よいバランスで融合しています。性別やスタイリングを問わず、多様なシーンで活躍する万能アイテムです。

軽量なチタン製テンプルを採用し、レンズなしだと重さはわずか18g。細身の長モダンにすることで、快適なかけ心地を実現しています。また、日本人の顔型に合わせたアジアンフィットの鼻パッドを採用し、さらにフィット感を向上。カラーレンズへの対応も可能で、自分好みのアレンジが楽しめるのもポイントです。

フレームのカラーバリエーションはブラック、ゴールド、シルバー、ガンの4種類。どの色を選んでも、間違いなく魅力的な仕上がりです。

>> OWNDAYS

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本記事の冒頭でも述べたように、アイウェアは顔だけでなく、その人の印象全体を大きく左右する重要なアイテムです。今回は「チタン」「中太ウェリントン」「調光レンズ」「ツーブリッジ」「リムレス」という、2025年のトレンドを予想した5つのキーワードを取り上げました。しかし、流行りのデザインが自分に似合うかどうかは別問題。

そのため、実際にショップを訪れて試着して選ぶことが鉄則です。さまざまなアイウェアを試しながら、あなたの“おメガネ”にかなう一本をぜひ見つけてみてください!

>> 【2025年人気アイテム先取り予測】

<画像提供/JINS、Zoff、眼鏡市場、OWNDAYS>

執筆者/TOMMY|メンズファッション誌を中心に、ファッションやアイドル、ホビーなどの記事を執筆するライター/編集者。プライベートでは漫画、アニメ、特撮、オカルト、ストリート&駄カルチャー全般を愛する。Twitter

 

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