洗濯・乾燥性能など基本を押さえた実力派「洗濯機」5選【GoodsPress Award 2024】

【GoodsPress Award 2024】

最新の洗濯機は、省エネ性能が向上し、お手入れも簡単で清潔に保ちやすい設計が特徴だ。特に注目すべきは、洗剤や柔軟剤を自動で投入する自動投入機能が増えていること。使いやすく進化しているので、ぜひチェックしてほしい。

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ドラム式洗濯機で課題とされていた「頑固な汚れ」が、各メーカーの新モデルでは、より落ちやすくなっている。

東芝ライフスタイルは、ウルトラファインバブルやマイクロバブルを含む水を使用し、洗浄効果を高める技術を採用。繊維の奥まで汚れをしっかり落とし、再付着も防ぐ。パナソニックは花王と共同開発した「汚れはがしコース」により、予洗いなしでも頑固な汚れを落とせるようになった。

縦型洗濯機では、槽の黒カビや洗濯後のシワが課題だったが、シャープは「穴なし槽」を採用し、カビの発生を抑制。ハイアールは「スクラブボール」で槽外側の汚れをこすり落とす仕組みを導入している。日立グローバルライフソリューションズは、従来の高い洗浄力に加え、新モデルで衣類をほぐしながらすすぐことで、シワを抑える性能も向上した。

また、ドラム式洗濯機で主流となっていた洗剤や柔軟剤の自動投入機能が、縦型洗濯機にも広がっている。この機能があれば、毎回の計量を不要にし、手間を軽減できる。さらに、正確な投入が可能なため、洗濯の仕上がりも向上すると評価されている。買い換えの際は、自動投入機能を備えたタイプにも注目してほしい。

家電プロレビュアー 石井和美
家電プロレビュアー。家電のレビューを得意とする。小型の調理家電から冷蔵庫や洗濯機などの大型家電を生活者目線でレビュー。テレビ、雑誌、WEBなどで活躍中

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