【2025ベストヒット大予想】
続々と登場する「Copilot+PC」準拠のWindowsや、機械学習処理機能を高めたM4世代のMacBook Proなど、今季のPC選びは「AI」がキーワードに。将来的に対応する機能も見据えての比較検討が重要になるだろう。
* * *
PC市場のトピックとしては、「Wi-Fi7」の対応や「Thunderbolt 5」対応機の登場など仕様面の話題も多いが、やはり花形と言えるのはAIだろう。
前提として機械学習の演算処理性能を表す単位として覚ておきたいのが「1秒あたり何兆回の演算を実行できるか」を表すTOPS(Tera Operations Per Second)という表記だ。マイクロソフトの「Copilot+PC」の要件を満たすには、40TOPS以上が必要となる。
これを満たす機種では、「Copilot+PCエクスペリエンス」と呼ばれる機能群が利用でき、現時点では「リコール」や「ライブキャプション」など、いくつかの機能がすでに展開されている。
また、今後のアップデートでも機能が追加されていく予定とされる。
一方のMacも4月以降に予定する「Apple Intelligence」の日本語対応が待ち遠しい。
ITライター 井上 晃さん
スマートフォンやスマートウォッチ、タブレットを軸に、最新ガジェットやITサービスなど取材。Webメディアや雑誌に 記事を寄稿する。普段使いの生成AIは有料の「ChatGPT Plus」
【次ページ】新生活に向け、AI機能搭載モデルを選ぶならどれ?▶
- 1
- 2