■自転車&オートバイの潮流も押さえておこう!
日常の移動のアシとしても、趣味として楽しめるのが自転車とオートバイの両「二輪車」。今の傾向はどんな特徴があるのかを探ってみた。
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オートバイと自転車はどちらも二輪。走っていないと倒れてしまう乗り物だ。
オートバイは、カワサキの『メグロS1』と『W230』、ホンダの『GB350』といった70年代から80年代前半を彷彿させるモデルが話題。どれも丸みを帯びたタンクに一体感のあるロングシート、そして空冷エンジンにアップライトのハンドル。いわゆるスーパースポーツとは一線を画するデザインで、オールドファンには懐かしく若者の目には新鮮に映るはず。エンジンの鼓動と心地良い風、マシンとの一体感を感じながらツーリングに出たい気持ちになってくる。
一方、自転車は電動アシストとスマホアプリを連携したコネクテッド化に注目。高性能化が進んでいて、楽に、そして長く走れるようになってきた。日常の街中移動はもちろん、趣味としても使えるモデルが増えている。
特に「スマーロ」は、AIドライビングシステムを搭載のオートマチック7段変速。まさに未来の自転車といった感じに仕上がっている。
2025年はオートバイも自転車も、従来の一辺倒のイメージから乗る人の目的によってデザインや性能が選べる幅が広がり、“多様化”がさらに進んでいくはずだろう。
ライター 松尾直俊
自転車とオートバイの“二輪二刀流”が趣味。どちらもロードレース経験があり、今もトレンドを追いかけている