ハマればそこはディープな世界。今年初めたい“趣味沼”入門【カレー編】

【ハマればそこはディープな世界。今年初めたい“趣味沼”入門 カレー編】

年も明け、何かに挑戦する絶好のタイミング到来! そこでオススメなのが新たな趣味の開拓である。必要な道具を揃えて、知識を吸収し、実践することで新たな楽しみとともに広がる世界。ハマれば抜けられなくなること必至。どこまでも広く深い“趣味沼”がアナタを待っている…。

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料理下手でも作れる料理といえばカレーライスで間違いないが、大人の趣味としてのカレー作りはまた別物。

「スパイスを油で炒めるところから始めるのですが、失敗すると普通にマズイものができあがるので油断できません(笑)」

そう語る安部さんがハマったキッカケは10年前。とある店で食べたカレーの味に感激し、自分でも作ってみるべく一念発起。ネットで調べた情報を頼りにカレー作りの研究を重ねた。

「最初はその店の味を真似て、勘で作っていたんですが、気付いたらオリジナルの味に。そもそもベースの作り方って何を参考しても大体一緒。玉ねぎとホールトマトとヨーグルトにスパイスと具材という構成なので、決して難しくはありません」

事実、当初の安部さんは料理経験もほぼゼロ。それでも好きが高じて、この春には三軒茶屋でカレー屋をオープンさせる。

「初期投資は1万円もあれば十分。道具は家にあるものを使えばいいし、スパイスは基本の4種類、具材は玉ねぎと鶏肉、米があればOK。なにより技術はいりません。基本的の工程をしっかり守れば確実に美味しくなります。そこからどの方向に凝っていくかはアナタ次第。とりあえず、作ってみましょう!」

LATENCY アパレルディレクター 安部健太さん
川谷絵音がアートディレクターとして指揮をとるブランド「レーテンシー」のディレクターのほか、複数のアパレルブランドのディレクターを務める。今春には三軒茶屋にカレー店をオープン予定

【次ページ】料理初心者でも簡単に作れるカレーは実は奥深い!

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