ハマればそこはディープな世界。今年初めたい“趣味沼”入門【盆栽編】

【ハマればそこはディープな世界。今年初めたい“趣味沼”入門 盆栽編】

年も明け、何かに挑戦する絶好のタイミング到来! そこでオススメなのが新たな趣味の開拓である。必要な道具を揃えて、知識を吸収し、実践することで新たな楽しみとともに広がる世界。ハマれば抜けられなくなること必至。どこまでも広く深い“趣味沼”がアナタを待っている…。

*  *  *

雑貨屋で桜の盆栽を手に取ったことが盆栽との出会いだという火事屋さん。今では苗木を含めると約30鉢を自宅で育て、盆栽の漫画を描くほど盆栽漬けの毎日を過ごしている。

「30代や40代から盆栽を始めれば、苗木を買って形を作り込む過程を楽しむことも、完成された盆栽を購入して楽しむこともできます。老後に始めると、一から何十年もかけて育てるのは難しいですからね。興味があるなら若いうちから始めてほしいです」

ひとつの盆栽を数十年かけて育て、成長や季節による変化を眺めて生涯楽しめるのが盆栽の魅力だ。

日課は水をあげるだけ。枯れにくいので観葉植物よりも育てやすく感じる人もいるそう。針金で形を作ることもできるから、「見るだけじゃ物足りない」という弄りたがりな人も盆栽向きだとか。

「盆栽を始めるなら、まずは即売会イベントに行ってみてください。種類が多くて安いものもあります。お店の方々はみんな新しく盆栽を始める人に飢えているので、親切に教えてくれるはずです」

2月には国風盆栽展という日本最大の盆栽展示会が東京で開催された。今が盆栽を始めるベストタイミングだ。

マンガ家 火事屋さん
盆栽マンガ『盆百千栽 ~人類の寿命はたかだか100年ですが機械の私は1000年生きられるのであなたが居なくなってもこの場所で一人生きていきますからご心配なく~』を、講談社のWEBマンガサイト『モーニング・ツー』にて連載中。コミック1巻も絶賛発売中

 

 

『盆百千栽~人類の寿命はたかだか100年ですが機械の私は1000年生きられるのであなたが居なくなってもこの場所で一人生きていきますからご心配なく~』©︎火事屋/講談社

【次ページ】趣味といえばやっぱり盆栽! 時間をかけ自分の理想を作り込む楽しさとは?

この記事のタイトルとURLをコピーする