スキニーは本当に“終わった”のか?根強い人気を誇る理由と「次のトレンド」になる可能性

【2025年春のファッション特集 #2】

ここ数年、ストリートの流れを受けてオーバーサイズが定番化。ワイドパンツもすっかり街に馴染んでいます。とはいえ、「足が短く見える」「子どもっぽい」などの理由で敬遠する声も。そんな中、かつて一世を風靡し、“終わった”と思われていたスキニーパンツやスリムパンツが、再び注目されつつあります。

若い世代よりも、むしろ支持を集めているのは40代以降の男性たち。スマートに見せたい、トップスとのバランスを整えたい…そんなニーズにフィットする、頼れる一本です。トレンドの揺り戻しが進むいま、スキニーパンツは再評価される予感も。改めて、その魅力を見直してみるのもアリかもしれません!

■現代で敬遠されがちなスキニーパンツが選ばれるワケ

スキニーパンツの最大の魅力は、すっきりとしたシルエットと上品な印象にあります。ワイドパンツに比べてスマートに見えやすく、スタイリッシュな雰囲気を演出してくれます。また、トップスを引き立てる“名脇役”としても優秀。オーバーサイズのスウェットやシャツと合わせれば、コーディネートにメリハリが生まれます。

さらに、年齢を重ねるとお腹まわりが気になる一方で、脚は細くなっていく…そんな体型の変化にもフィットするのがスキニーパンツ。大人世代にとって、スタイルを活かしやすい頼れるアイテムです。

今回は、そんなスキニーパンツやスリムパンツを無理なく取り入れられる、バランスのよい着こなし方をご紹介します。

執筆・監修/宇田川 雄一
ファッション&モノ情報誌で活躍するスタイリスト。ビジネスからアウトドア、インテリアまで守備範囲が広い。ウェアを始めバッグや靴、雑貨に至るまで最新トレンドを把握

【次ページ】今だからこそ知りたい“細いパンツ”の正解

この記事のタイトルとURLをコピーする