奈津子:そのほかに、ドウシシャの製品内覧会にも行ってきました。
安蔵:ドウシシャの「Pieriaシリーズ」は厚さ約7cmという超薄型扇風機などをラインアップしていますね。個人的には革新的なフォルムとしてかなりオススメです。
奈津子:ドウシシャは「愛着家電」というのをコンセプトにしているらしいのですが、その目の付けどころがかなりいいと思いました。
安蔵:何か気になるものはありました?
奈津子:ひんやり系スイーツを「食べる」、「飲む」、「楽しむ」というのを提案してきているのが興味深かったです。特に「食べる」では、昨年10万台のヒットを飛ばした「電動ふわふわ とろ雪かき氷器」の最新モデル「DTY-17」です。氷が出てくるスペースが高くなり、幅がワイドになりました。氷のすべり止めに役立つスパイクが増えて削りやすくなっただけでなく、高さのあるかき氷を作れるようになったのが魅力です。
安蔵:ジュースとか練乳を凍らせたものとかをそのまま削る「台湾風かき氷」が作れるんですよね。
奈津子:そうなんです。前回のモデルはせっかく氷のクオリティが高いのに、削りにくさを感じていました。でもそこが改良されたのは素晴らしい進化です。もちろん「味の付いた氷」を冷蔵庫で作るのは手間ですけど、慣れてくると割とあっという間です。本物の雪のような食感はクセになりますね。
安蔵:ほかにもありましたか?
奈津子:「飲む」では「otona 大人の氷フローズン DCFZ-17」が気になりました。氷専用の刃が付属するミキサーで、フローズンドリンクが作れます。センスのいい飾り付けをすれば1杯500円前後もするようなカフェメニューを自宅で楽しめるので、自分へのごほうびにして仕事のモチベーションにするといいかもしれませんよ。
安蔵:刃を替えれば普通のスムージーとかも作れるんですね。
奈津子:インスタ映えしそうだし、今以上に注目されそうな気がします。
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(取材・文/安蔵靖志 奈津子)
ビジネス・IT系出版社で編集記者を務めた後、フリーランスに。総合情報サイト「日経トレンディネット」、「NIKKEI STYLE」などで執筆中。近著は「予算10万円以内! 本気で原音を楽しむハイレゾオーディオ」(秀和システム)。KBCラジオを中心に全国6放送局でネットしているラジオ番組『キャイ~ンの家電ソムリエ』にも出演中。
ドラマ、CMの出演多数。「家電アドバイザー」資格を取得し“家電女優”として雑誌、webメディアなど活動のフィールドを広げて活躍中。TOKYO FM「Skyrocket Company」レギュラー出演中(火曜18時〜)。instagramは 「natsuko_kaden」、Twitter「natsuko_twins」