安蔵:4月はなかなか魅力的な調理家電が出てきましたね。まずはパンを圧倒的なスピードで焼けるトースターで有名になったアラジンの「グラファイトグリラー」です。
奈津子:遠赤グラファイトヒーターを搭載しているおかげで、熱の立ち上がりが非常に早いのは時短につながるので高ポイントですね。調理の幅も広がるので、家庭に1台あると本当に便利だと思います。
安蔵:韓国メーカーのザイグルが展開する「ザイグルシリーズ」と同様、ヒーターが上にあるためにプレートが熱くならず、煙もほとんど出ないというのが魅力ですね。
奈津子:赤を基調にしたザイグルの特徴的なデザインに比べて、グラファイトグリラーは外側が美しいグリーンで彩られていて、食卓が鮮やかになりますね。デザインにこだわる人はこちらの方がいいかもしれません。
安蔵:発表会では、料理研究家の寺田真二郎さんによる調理デモと試食会が行われましたね。
奈津子:デモでは肉巻きおにぎりとサムギョプサルを作ってくれたんですが、どちらも本当に手軽な感じでした。焼き網の下に水を張って使うため、焼き網から落ちた油がはねないようになっています。特にサムギョプサルは油はねが最小限でしたし、煙が本当に少なくて感動しました。お店でもすごく油がはねるイメージがあったのに、家庭でこんなに出ないというのはうれしいですね。
安蔵:脂がしっかり落ちるのでカロリーが下がりますし、通常のホットプレートのようにジュージュー焼くわけではないので柔らかいまま食べられるのも魅力ですね。
奈津子:問題は収納だけかもしれませんね。上にヒーターが張り出しているので、収納するためにはなかなかの高さが必要になります。我が家ではちょっとしまえる所が思いつきません。上部のヒーターがいつか取れるようになったらさらにうれしいですね。