【1】「重曹」は万能選手。頑固な油汚れもどんとこい!
身近なものを洗剤の代用とするなら、おすすめは「重曹」。洗剤のように泡は立たないが、その分、環境や肌への負荷が少ないのもメリット。弱アルカリ性で、油汚れに強いだけでなく、粉のままなら排水口のぬめり取りや研磨剤としても優秀。また最近注目なのが、同じ弱アルカリ性で、より強力な「セスキ炭酸ソーダ」。こちらは油汚れ以外にたんぱく質の汚れも得意。基本的には水に溶かして使用する。
<重曹>
[これが得意]
・こすって落ちる汚れ(鍋のこげつきなど)
・手アカ、油汚れ
・消臭、除湿
[重曹水スプレーの作りかた]
水(500ml)に、重曹(大さじ1)をよく混ぜ、スプレーボトルに詰め替える。
<セスキ炭酸ソーダ>
[これが得意]
・皮脂、手アカ
・油汚れ
・血液の汚れ
[セスキ炭酸スプレーの作りかた]
水(500ml)に、セスキ炭酸ソーダ(小さじ1)をよく混ぜ、ボトルに詰め替える。
【2】水まわりの汚れは「クエン酸」で間違いなし
エコ掃除といえば、酸性の「クエン酸」も人気。水アカやアンモニア汚れなど、水まわりの掃除が得意で、消臭、抗菌効果も期待できる。気になるにおいはほとんどがアルカリ性のため、酸性のクエン酸で中和すれば、すっきり消臭できるのだ。前述の重曹、セスキ炭酸ソーダに加え、このクエン酸という3つがあれば、家中のエコ掃除が可能。いずれも100均で購入できるのもポイントだ。
<クエン酸>
[これが得意]
・水アカ、尿石
・石けんカス
・アンモニア臭の除去
[クエン酸スプレーの作りかた]
水(500ml)に、クエン酸(小さじ1)をよく混ぜ、スプレーボトルに詰め替える。