使ってチェック!タイプ別スチームクリーナー選手権【年末大掃除特集】

<2WAYスティックタイプ>

■床掃除もハンディも!思い立ったらすぐに使える

フローリングなど広い場所に便利なスティック型と、キッチンや水まわり掃除に向くハンディ型を合体させた欲張りモデル。しまい込むことなく、使いたいときにさっと使えるだけでなく、鉄板の上に水を通して沸かすパネル式ならではの約30秒という起動スピードも魅力で、日常使いにもぴったり。2WAY機能を一台に凝縮し、ヘッドの幅も広いため、床掃除の際はちょっと重いと感じたが、できることを考えれば、十分許容範囲内。ハンディで床掃除可能なタイプもあるが、床掃除メインで、かつ頻繁に使いたい方はこちらが便利だ。

▼アイリスオーヤマ
「2WAYスチームクリーナー STP-202W」(実勢価格:2万365円)

2WAY型の省スペース設計。垂直に立てている時はスチームが自動オフ、傾けるとオンする仕組みで、スチーム量は3段階に切り替えられる。

[SPEC]
サイズ:W30×D17×H118㎝、約2.9kg
タンク容量:約300ml
電源コード長さ:約5m
加熱方法:パネル式
加熱時間(噴射待ち時間):約30秒
連続使用時間:約20分
噴射圧力:約1気圧(最大)
スチーム温度:約100℃
消費電力:1500W

▲付属品/モップ用マイクロファイバーパッド、延長ホースなど全15点

▲本体からワンタッチで分離できるハンディクリーナーを装備。タッチセンサーに触れるだけで、蒸気が噴射されるので、作業もスムーズ

▲ハンディタイプはサッシの溝やコンロ、換気扇など、細かい箇所の掃除向き。付属のポイントブラシや延長ホースを有効活用したい

 

<ミットタイプ>

■業界初のミットタイプで掃除の幅が広がる!

スチーム噴射部がミット型になっており、手を入れて掃除するユニークなスタイル。手がやけどしないかと思うが、もちろんそんな心配は無用。むしろ気になる部分を手で触れる感覚で掃除できるのですこぶる使いやすい。ゴム製ミットにはマイクロファイバー製のパッドを装着、スチームの熱の力を借りつつ拭き上げできるので、テーブルや窓拭きなどに効果テキメン。付属品は少ないが、正直十分。逆にこのほうが使いやすい気もする。掃除の幅を広げたい場合は「アクセサリーキット」(7560円)などを追加購入するといい。

▼ブラック・アンド・デッカー
「ハンディスチームクリーナー スチーミット FSH10SM」(実勢価格:1万5000円前後)

加熱方式は起動が早く、水の継ぎ足しも可能なパネル式。ミット型で、油汚れの拭き掃除や除菌が得意。1.66kg の軽量ボディも魅力だ。

[SPEC]
サイズ:W12×D26×H16㎝、約1.66kg
タンク容量:約100ml
電源コード長さ:3m
ホース長さ:1.3m
加熱方法:パネル式
加熱時間(噴射待ち時間):最短約20秒
消費電力:1000W

▲付属品/ミット、ホース、マイクロファイバーパットなど全4点

▲“ 面”が使えるミットは、おもちゃの除菌にも最適。アルコールや洗剤を使わず、安心かつ手軽に使えるのもうれしい

▲ミットタイプで感触が伝わりやすいため、平面以外に、水道の蛇口やコンロといった凹凸のあるカ所も掃除しやすい

 

【次ページ】ハンディタイプとキャニスタータイプ

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