使ってチェック!タイプ別スチームクリーナー選手権【年末大掃除特集】

<ハンディタイプ>

■マルチに使えるコンパクトな実力機

片手で持てるハンディタイプで、付属パーツも16点とかなりの充実ぶり。ノズルを取り替えるだけで、家中の気になる場所のほとんどの掃除がカバーできる。ただしコンパクトな分、タンク容量が少なめなので、広範囲を長くしっかり掃除するというよりも、一カ所を集中的に掃除するやり方がよさそう。また床掃除用のロングスティックは付属せず、床掃除はハンディで行う形になる。とはいえ、これだけの機能が付いてこの価格、というコスパの高さにはオドロキ。スチームクリーナーが初めていう方にもおすすめの一台だ。

▼アイリスオーヤマ
「スチームクリーナー コンパクトタイプ STM-304N」(実勢価格:6458円)

コンパクトながら、ボイラーが生み出す約100℃の強力スチームで汚れをぐんぐん落とし、洗剤なしで除菌もできる。3 つの安全装置付き。

[SPEC]
サイズ:W13×D31×H24㎝、2kg
タンク容量:約0.3L
電源コード長さ:2m
ホース長さ:1.2m
加熱方法:ボイラー式
加熱時間(噴射待ち時間):約5分
連続使用時間:約12分(最大)
噴射圧力:約3気圧(最大)
スチーム温度:約100℃
消費電力:1000W

▲付属品/ブラシやノズル、布カバー、研磨パッド含め、全16点

▲へら型のスクレイパーは、シールやガムのこびりつき除去に大活躍。プロも使うアイテムで、蒸気により汚れを浮かせてそぎ落とす

▲約120㎝のロングホースを備え、本体を置いたままで高所の掃除も可能。キッチン上の戸棚やレンジフードの油汚れもスチームで一掃

 

<キャニスタータイプ>

■パワーと実力は信頼のブランドならでは

業務用クリーナーも数多く手掛けるケルヒャー。本格派のキャニスタータイプながら、軽量・コンパクトで想像以上に取り回しがしやすいというのが第一印象。レバーを握るとスチームが噴射、離すと止まる仕組みで、操作がしやすく、安全に使える。一般の掃除機と同じ感覚で使えながら、高温のスチームを安定して噴霧、連続使用時間も約30分と長いので、広範囲をしっかりキレイにしたい方におすすめ。延長パイプを使用せず、レバーに直接ノズルヘッドやブラシをセットすれば、水まわりなどの手元掃除も可能だ。

▼ケルヒャー
「スチームクリーナー SC 2」(実勢価格:2万1578円)

ボイラー式を採用し、安定した高温スチームでパワフル清掃。日本の住環境に合わせて改良したフロアノズルで家具のすき間も快適に。

[SPEC]
サイズ:W25.4×D38×H26㎝、2.9kg
タンク容量:約1L
電源コード長さ:4m
加熱方法:ボイラー式
加熱時間(噴射待ち時間):約6分
連続使用時間:約30分
噴射圧力:0.32MPa
スチーム温度:約100℃(吐出口)
消費電力:1500W

▲付属品/ブラシやノズル、マイクロファイバークロス含め、全10点

▲IHクッキングヒーターはハンドブラシにカバーを付けてやさしくお掃除。マイクロファイバー製のカバーは吸水性、汚れ落ちともに抜群

▲手掃除を躊躇しがちなのが、アカ汚れがたまった排水口。ココの汚れも強力スチームにおまかせ。タイルの目地や蛇口掃除も一緒に

 

本記事の内容はGoodsPress1月号72-73ページに掲載されています

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<取材・文/原口りう子 写真/竹崎恵子>

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