■気になる商品は「いいね！」しておこう
メルカリでは、自分の検索履歴に基づいた商品が表示される「おすすめ」ページが最初に表示されます。ほかのタブでは、カテゴリや新着商品などに分かれており、生配信なども行われています。
検索するには、画面右上の虫眼鏡のアイコンをタップしてキーワードを入力します。カテゴリやブランドでの検索もできますが、キーワードで絞り込んだほうがスピーディーです。
▲検索するには画面上部の虫めがねのアイコンをタップ（写真左）。キーワードを入力すると、検索候補が表示される（写真右）
ここでは「G-SHOCK」を検索しましたが、さらに条件を絞り込みたいところ。そこで、「絞り込み」をタップして、商品の状態や配送料の負担、配送オプション、販売状況などを入力しましょう。これで自分の欲しい条件に合ったアイテムが見つかりやすくなります。
▲「絞り込み」をタップして検索結果の範囲を狭めよう（写真左）。とくに、商品の状態や販売状況は設定したほうがいい（写真右）
気になる商品を見つけたら「いいね！」を付けておきましょう。「いいね！」することで、コメントが付いたり商品が値下げされた時に通知が届きます。ただし、購入意思がないのに「いいね！」を付くのを嫌がる出品者もいるので、できるだけ購入を検討しているものだけに絞りましょう。
また、検索はしたものの少し購入を待とうと思ったら、検索条件を保存しておくのがおすすめ。再度同じ条件で探す際に何度も条件を絞り込む必要がなくなるだけでなく、検索条件にあった新着蝶品が出品されると通知が届くようにできるんです。
▲「いいね！」をタップして、気になる商品をチェックしよう（写真左）。検索条件を保存すると、通知が届くよう設定できる（写真右）
ただし、この新着商品の通知は3日に1回、1日に1回、1日に2回の3パターンしか設定できないので、人気のアイテムなどは通知が来る前に売り切れてしまうかもしれません。そうならないためにも、保存した検索条件でこまめに検索したほうが良さそうです。
■購入後のやり取りの手間は出品者により異なる
購入したい商品を見つけたら、商品ページの「購入手続きへ」をタップします。次画面で購入手続きの画面が表示されるので、支払い方法と配送先を入力し、「購入する」をタップ。これで購入は完了です。
▲「購入手続きへ」をタップする（写真左）。決済方法や配送先を入力したら、「購入する」をタップ（写真右）
決済方法が充実しているのもメルカリの特徴で、クレジットカード払い／コンビニ払い／キャリア決済／ATM払い／ポイント使用が選べます。クレジットカード払いを選択した場合は即時決済されるので、あとは出品者が発送するのを待つだけ。商品が届いたら中身を確認し、受取評価を送ります。あとは出品者が評価をすれば、取引は終了です。
▲商品が発送されると発送通知が届く（写真左）。商品が届いたら取引を評価しよう（写真右）
出品者がメルカリに慣れているかどうかにもよりますが、購入後は「よろしくお願いします」という旨をメッセージでやり取りするのがベターです。また、受け取りが遅くなりそうなときなども伝えておいたほうがいいでしょう。とはいえ、一切メッセージのやり取りをしないまま取引が完了することもあるので、このあたりは売るときも買うときも相手次第というところがあります。
今回は気になる商品をすぐに購入しましたが、実はメルカリは購入時に気を付けなければならないことがいくつかあるんです。購入時の諸注意については次回ご紹介します。
■購入後のキャンセルは出品者に要相談
購入したものの、やっぱりいらなくなってしまった…。筆者にもその経験があるのですが、取引中の画面にはキャンセルするための項目がないのです。
メルカリの場合、出品者側がメルカリに「キャンセル申請」する必要があります。そのため、まずは出品者にメッセージでキャンセルしたい旨を伝え、きちんと同意してもらいましょう。出品者がキャンセルを申請すると、こちらにキャンセル申請が届きます。24時間以内に同意すると、無事にキャンセルが完了します。
▲出品者がキャンセル申請すると通知が届く。「同意する」をタップしよう（写真左）。確認画面で「はい」をタップするとキャンセルが完了する（写真右）
ただし、基本的には取引のキャンセルはできないと公式ガイドには記載されており、出品者が「支払いを確認できない」「間違えて購入された」「商品がない」「商品に不備が見つかった」「購入者と同意している」という理由で申請した場合のみとなっています。できるだけキャンセルが発生しないよう、慎重に購入しましょう。
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（取材・文／今西絢美）
いまにしあやみ／エディター、ライター
編集プロダクション「ゴーズ」所属。スマートフォンなどのデジタル製品を中心に、アプリや関連サービスに関する記事をウェブや雑誌で執筆中。趣味は食べ歩きで、食にまつわるサービスや製品のチェックがライフワーク。
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