Canonから登場したばかりの高性能コンパクト「PowerShot G5X」は電子ビューファインダー付き。一方、「PowerShot G9X」は、ファインダーはないが、ポケットに入るくらいコンパクト。どちらもセンサーは同じ有効画素数約2020万画素の1.0型サイズで、クオリティは十分。
レンズは、「G5X」が24-100mmでF1.8-2.8と明るく、「G9X」は24-84mmF2.0-4.9と、コンパクトさ重視で望遠側の明るさは劣る。
カメラを構えて、効き目で構図をつくり込む、撮影スタイルこだわり派なら「G5X」がオススメ。ファインダーがないと撮りにくいという、一眼ユーザーも多いはず。しかも明るいレンズで、ボケ味を生かした立体的な写真を楽しめる。本体サイズはW112.4×H76.4×D44.2mm、実勢価格は9万3000円前後。
持ち歩くなら小さくなきゃ、という人は「G9X」を。なにより薄型なので、どこへでも持ってけるし、スマホとは段違いの高画質を実現してくれる。またシルバー×ブラウンカラーは、他の機種と異なるクラシックな雰囲気。本体サイズはW98×H57.9×D30.8mm、実勢価格はブラックが5万3000円前後、シルバーが5万7000円前後。
(文/&GP編集部)
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