■プロの技が宿る完成品をじっくりと鑑賞
今回、長谷川“迷人”に製作したタミヤ「ミリタリーミニチュア 16式機動戦闘車」の完成品。装甲のようなパーツひとつとっても見応えがあり、細部まで緻密な造形を施しているのがよく分かる。
■現存する車両なら実物を見るのも作成のため
2018年5月、静岡ホビーショー2018が行われた「ツインメッセ静岡」にて展示された16式機動戦闘車の実物。排気口の周辺が煤けていたり砲塔の存在感が強かったりと、実車両を見ると気づかされることが多い。こういった実物を見た印象を模型製作に生かし、ディテールの再現などを目指すのも、AFVプラモデルの製作における大きな醍醐味なのだ。
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さて今回、長谷川“迷人”に披露してもらったテクニックやハウツーの数々は、AFVのプラモデル全般に活用できることばかり。タイムラプス動画を何度も見返したり、記事内容をチェックしたりしながら、プラモデルづくりをぜひ楽しんで欲しい。
>> [特集]プロモデラーの模型術【グッとくるタイムラプス動画】
プロモデラー・長谷川迷人
本名は長谷川 伸二さん。模型誌や模型イベントの各種企画で活躍しているプロモデラー。戦車、艦船、飛行機など、さまざまなジャンルのプラモデル製作に関して造詣が深い。今回の取材に協力してもらった「タミヤ プラモデルファクトリー トレッサ横浜店」では“長谷川マスター”としてプラモデルの製作講座における講師役を務めている。
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(取材・文・写真/松山勇樹[完成品]、ナゴヤリュータ[工程]、撮影協力/タミヤ プラモデルファクトリー トレッサ横浜店)