<使ったもの>
「スターバックス コールドブリュー コーヒー ピッチャーパック」(2パック入り 1600)
「コールドブリュー コーヒー グラスピッチャー」(2400円)
「コーヒープレスカッパー 900ml」(5900円)※一部店舗限定販売
■パックを使ってラクラクコールドブリュー
「パックには豆を挽いたコーヒーが2袋入っているので、これをそのまま水に浸けておくだけで完成します。本当に簡単ですよ」(柴田さん)
ということで、まずは「コールドブリュー コーヒー グラスピッチャー」に1袋入れます。
そして水を750ml。
あとは冷蔵庫に入れて24時間後にピッチャーから袋を取り出し、浄水を375ml加えれば完成!
お湯で抽出するコーヒーとは異なり、水でじっくり抽出するコールドブリューは、まろやかな味になることが最大の特徴です。
「ペーパードリップと違いコーヒーの油分もそのまま抽出できるので、舌触りはとてもなめらかになり、そして甘みも感じられます。酸味もやわらかくなるので、とても飲みやすいコーヒーになりますよ」(柴田さん)
■自作コールドブリュー
コールドブリューコーヒーは、自分で選んだ豆でも簡単に作れます。
「用意したコーヒー豆は『フェアトレード イタリアン ロースト』(1140円)です。80gを粗挽きにしています」(柴田さん)
「今回はプレス式コーヒーメーカーの『コーヒープレスカッパー 900ml』を使います。これなら、抽出した後の粉を押さえながらグラスに注げるので便利ですよ」(柴田さん)
ちなみに水の分量は、80gの豆に対して480mlです。
粉を入れたプレス式コーヒーメーカーに水を注ぎます。
水を注ぎ終わったら、粉が均等に水を吸うように混ぜましょう。
混ざったら、フタをします。
これで準備完了。あとは冷蔵庫に入れて時間が経ったら抽出し、約2倍に浄水で希釈し完成!
「冷蔵庫に入れる際にフタがジャマな場合は、プレス式コーヒーメーカーのフタを使わずにラップをしてもOKです。このまま16~20時間冷蔵庫で抽出しましょう。抽出し終わったら、フタをして粉を押さえながらグラスに注ぎ、2倍に希釈してください」(柴田さん)
今回は深煎りの「フェアトレード イタリアン ロースト」を使いましたが、中南米やアフリカのミディアムローストの豆を使ってもいいそうです。個性的な豆の特徴がまろやかになり、酸味が苦手という人でもおいしく味わえます。
「コールドブリューコーヒーは、じっくりと抽出する“スロー”なコーヒーです。豆を変えたり、抽出時間を変えたりして、自分好みの味わいを見つけるのも楽しいですよ」(柴田さん)
スターバックス コーヒー ジャパン 株式会社 柴田俊和さん
主にコーヒー豆に関する業務を担うコーヒー部に所属。コーヒーに関する広範で深い知識を問う社内試験に合格した証であるコーヒーマスターでもある。スターバックスで好きなコーヒー豆は「ケニア」
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[コールドブリューコーヒードリッパー編]"ゆっくり抽出”がキーワード【珈琲道具極道】
(取材・文/&GP編集部 写真/田口陽介)
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