スターバックス流 おいしいアイスコーヒーの作り方⑤[コーヒー器具編]

■「オリジナルセラミックドリッパーホワイト」(1600円/税別・以下同)

2~4杯用の台形ドリッパー。ドリップコーヒー用。ペーパーフィルターを使います。スーパーマーケットなどでも販売している一般的な台形フィルターが使えます。コーヒーのうまみをじっくりと抽出するタイプで、比較的安定的に抽出できるのが特徴です。

▲穴が中央にひとつ。ゆるやかな角度、お湯をスムーズに通す内側の深い溝など、じっくりとコーヒー豆のあじわいを引き出すこだわりが

 

■「グラスサーバー 946ml」(2000円)

耐熱ガラス製のサーバー。上に「オリジナルセラミックドリッパー」などのコーヒードリッパーを載せて、直接コーヒーを落とすこともできます。不織布にコーヒーの粉を入れて、水と一緒に中に入れておけば、コールドブリューを作ることも。もちろんティー用としても使えます。

▲側面の★は、ひとつで1杯分150ml

 

■「細口ポット0.7L」(5500円)

コーヒーをドリップする際に使用するドリップケトル。ドリッパーにお湯を落とす際の基本“細く、そして小さく円を描くように”がやりやすくなります。またドリップ時のお湯の温度は、スターバックスの推奨は90~96℃。ヤカンや電気ケトルで沸かしたお湯をこのポットに移すと、ちょうどこのぐらいの温度まで下がってくれるので、温度の目安にもなります。

▲抽出口はお湯が細く出るよう工夫されている。お湯が細く出ると、狙った場所にお湯を落としやすくなる

 

■「グラスドリップコーヒーメーカー」(2900円)

今回の特集「おいしいアイスコーヒーの作り方」でも大活躍してくれた、耐熱ガラス製のコーヒーメーカー。氷を入れて急冷式のアイス ドリップコーヒーをいれる時だけでなく、いわゆるホットのドリップコーヒーでも使えます。取り外しのできるドリッパーは、台形ペーパーフィルターがぴったり収まるサイズになっています。

▲側面にプリントされている★マークは、1杯分の目安である150ml刻み

▲ドリッパーは簡単に外せる。サーバーは口が広く、洗いやすいのもうれしいポイント

 

■「コーヒープレスカッパー」(3900円~5900円)

粗挽きのコーヒーをお湯に浸してじっくりと抽出する“コーヒープレス”用の抽出器具。最後の仕上げに入れたコーヒーを上から押さえて(プレスして)、注ぐ際に粉が出ないようにすることからコーヒープレスと言います。この仕組みは、まさにコールドブリュー コーヒーにもぴったり。中に粉を入れ、水をくわえて冷やせばOK。最後はコーヒーを押さえてグラスに注ぎましょう。

▲スターバックスで取り扱うのは、300ml(3900円)、540ml(4900円)、900ml(5900円)とサイズ違いの3種類(※一部店舗限定販売)

 

■「ハンドメイドステムグラス」(9200円)

全国に1000店舗以上もあるスターバックスの中でも、銀座 蔦屋書店でのみ販売しているワイングラスです。第4回のアレンジアイスコーヒーで登場しました。江戸時代から続く技法で作られる"江戸硝子”でできていて、アイスコーヒーを入れて、香りとともに1点1点手作業でつくられた職人の技術や想いも楽しめます。

▲台座部分にはスターバックスのロゴが入っている

 

*  *  *

まずは近所にあるスターバックスのお店で必要最低限のコーヒー器具をそろえて、始めてみる。そして、もっとコーヒーを楽しみたいと思ったら、自分好みの器具をいろいろと探してみる、というのも楽しみ方のひとつではないでしょうか。コーヒー豆を選び、夏はアイスコーヒー、冬はコーヒープレスやドリップコーヒーを自宅でいれる。日々の生活にちょっとだけコーヒーを楽しむ時間を増やしてみるのも楽しいですよ。

>> スターバックスコーヒー

 

>> [特集]スターバックス流 おいしいアイスコーヒーの作り方


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(取材・文/&GP編集部 写真/田口陽介)

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