[4]インスタントグリル
焚き火を囲んだBBQも楽しいですが、テーブルで食事をとる場合に便利なのが、卓上に置けるインスタントグリルです。炭火が使えるコンパクトなグリルをいきなり買うのは躊躇する人でも、インスタントグリルならひとつ1000円台で手に入るので、手軽にトライできます。火がつかなくて困ることもなく、後処理もラクチン。炭に火が回りやすいように作られているので、初めてでも簡単に扱えます。
本体が段ボールのタイプなら分別せずにそのまま捨てられます。1時間程度は火がもつので、途中で炭を追加したり、火の状況を気にしたりする必要もありません。ただし火力はそこそこのレベルなので、焼き肉など一気に焼く料理には不向き。野菜やスペアリブ、ホイル焼きなどに向いています。
[5]ライスクッカー
キャンプで料理をするなら、炊きたてのお米にぜひ挑戦しましょう。ボタンひとつで炊き上がる炊飯器とは異なり、蒸気でナベがカタカタとなる音や、炊き上がったばかりのおいしそうな香りを体験すると、何度でも炊きたくなること間違いナシ! それくらいナベで炊くお米はおいしいんです。しかも、炊き方は意外と簡単! 火にかけてから、炊き上がって蒸らすところまで入れても30分程度で仕上がります。
ナベでお米を炊く場合は、ガスコンロなど安定した熱源を使うことをオススメします。ユニフレーム「ライスクッカー」なら、強火にかけてフタが「カタカタ」となり、湯気が出たのを合図に弱火にして、湯気が出なくなるまで約15分。あとは火をとめて5〜10分蒸らすだけ。吹きこぼれないし、ちょうどいい具合のおコゲはできても黒コゲはできません。失敗がなく手間もかからないので、わが家ではキャンプの必需品です!
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5回に分けてお届けした失敗しない初キャンプのコツ、いかがでしたか。キャンプは普通の旅行以上に準備に手間がかかりますが、自然の中にとけこみ、パチパチとはぜる炎を見つめながら星空の下で一晩をすごす楽しみはそれだけの価値がある体験です。今までなかなかチャンスがなかったという方も、ぜひ今年こそキャンプに挑戦してみてくださいね。
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(取材・文・写真/西崎マサミ)