(4)アプリの使用時間を制限する
「YouTube」を見だしたが最後、ついつい止まらなくなり、気づけば時間だけが過ぎているーー、なんてことよくありますよね。“ゲームは1日1時間まで”と言いますが、スマホのエンタメコンテンツだって制限した方がいい場合もあったりします。
iPhoneでは「スクリーンタイム」という機能を使って、アプリの使用時間を制限できます。「設定」アプリから「スクリーンタイム」を選択し、有効にしましょう。
そこから「休止時間」と「App使用時間の制限」をそれぞれ設定します。例えば、「休止時間」をカスタマイズすれば、夜21:00以降は電話などの緊急時に必要なアプリ以外を使用できなくなります。一方、「App使用時間の制限」からは、「ゲーム」や「エンターテインメント」ジャンルの利用時間を1日1時間までと定められます。
こうした制限をオーバーした場合には、アプリが起動できず「時間制限」などの画面が表示されるようになります。
自身のiPhoneとして設定した場合には、これを「制限を無視」というボタンで解除できるのですが、子どものiPhoneとして設定した場合には、設定時に定めたパスコードの入力が必要となります。
(5)「ショートカット」で便利機能を追加する
手抜きができる操作は、とことんラクをしましょう。
例えば、Safariで読んでいた記事の一言を引用をして、リンクを貼りながらTwitterに投稿する。手作業でこれを行えば、アプリ画面を切り替えながらコピペ作業を2回繰り返さなくてはいけません。
しかし、こんな時に「ショートカット」というアプリを使えば手順がかなり短縮されます。同アプリは標準搭載されていないので、App Storeから入手して使用しましょう。
このアプリの特徴は、簡単なプログラムを実行し、面倒な作業をある程度自動化できること。ゼロから自分の手で組み立てるのはハードルが高いので、基本的には「ギャラリー」という画面からレシピを選んで使います。
上記の「Safariで読んでいた記事の一言を引用をして、リンクを貼りながらTwitterに投稿する」という例では、ギャラリー画面にある「選択した引用をツイート」を取得して使用します。
「ショートカット」アプリの「ギャラリー」画面から、「ツイート」で検索を行い、「選択した引用をツイート」をタップ。「ショートカットを取得」を選択します。
続いて、Safariで引用したい文を選択し、共有メニューを表示。下段右端にある「その他」から「ショートカット」を有効にし、下段に表示された「ショートカット」の共有メニューを選択。
「選択した引用をツイート」をタップすると、引用とURLが記載されたツイートが表示されるので、内容を編集して投稿できます。
この他にも様々なショートカットが用意されているので、興味があったら色々と挑戦してみてください。
(6)コンビニ支払いはApple Payで
Apple Payに対応したiPhoneでは、コンビニや公共交通機関、自動販売機などで非接触式の決済が利用できます。まだ使ったことがない人はぜひ挑戦してみましょう。小銭を出さなくてよいので、レジでもたつく時間がなくなります。
使用するのは、「Wallet」アプリです。これは、キャッシュレスの支払いツールをまとめて管理するお財布だと思っておけばOK。クレジットカードや、電子マネーを登録しておき、支払い時に選択して使用できます。
まずは、「Wallet」アプリを起動し、右上の「+」をタップ。「続ける」をタップして、「クレジット/プレイペイドカード」または「Suica」を選択して登録を済ませます。
そして、iPhone Xシリーズの場合、サイドボタンをダブルクリックすると、Walletアプリが起動し、メインに設定したカードが表示されます。この状態でFace IDを認証させると支払い可能になります。
コンビニで支払いを行う場合には、“Suicaで” や、”QUICPayで” など、決済方法を店員さんに伝えて、レジ側の準備が整ったら読み取り用の端末にiPhoneをかざしましょう。