簡単だけど効果的!“第2の心臓”ふくらはぎを「ステップ台」で鍛える!【筋トレ道具の使い方③】

■見た目は地味でも効果絶大!ダイエットに最適なんです

高田トレーナーによれば、「ふくらはぎはダイエットにすごくいいんです」とのこと。どういう点が?

「ふくらはぎは“第2の心臓”と呼ばれていて、ここを整えると血流がすごくよくなり、代謝が上がりやすくなります。肝臓や膵臓の血管までよくしてくれるので、偏頭痛や冷え症の解消にもつながります。ふくらはぎを刺激することで体が改善されて脂肪燃焼効果も上がる。逆にここが張っているとよくないんですよ」とのこと。

地味な部位に反して、そんなに高い効能が! というわけで、「ステップ台」を使って、しっかり鍛えましょう!

【基本】
イスなどを前に置いて体を支え、台の角のところに足の裏の真ん中あたりを置くイメージで。そこからカカトを上げ、ふくらはぎをしっかりと伸ばします。伸ばしているときは、足の親指の付け根、拇指球を支点に立ちます。

▲イスや壁を利用して体を支える

▲グッとカカトを伸ばす

体重はイスに預けて構いません。そうすることで体も安定し、カカトをつけた位置から伸ばしたところまで、可動域も上がります。

▲カカトを下ろした状態から

▲つま先を立てる

ふくらはぎはしっかり伸ばしきることを意識しましょう。中途半端にせず、一番高いところまで上げきるイメージで。また、上げた時にグッと止めると更に効果的です。

【注意点】
ふくらはぎを伸ばしたとき、ヒザは若干曲げるようにしておきましょう。ヒザも伸ばしきった状態でやっていると、ヒザを痛める可能性があります。

【応用】

基本のやり方がしっかりとできるようになったら、片足でやってみましょう。基本的なやり方は同じですが、片足なのでバランスを崩さないよう、体をしっかりと支えます。

▲片足になると難易度が上がる

▲両足と同じくつま先を伸ばすイメージ

また、片足を全部乗せて腰を落としたところから立ち上がるスクワット系の運動もできます。

▲しゃがんでから立つ

リズミカルな音楽に合わせて、踏み台昇降に使うこともできます。これもやってみると、意外にいい運動になりますよ!

▲通常の上り下りだけでも有酸素運動として効果的

見た目的には決して目立つ部位ではないですが、実はすごーく重要な機能を持っているというふくらはぎ。健康維持のためにも、美脚を作り上げるためにも、ふくらはぎのトレーニングは欠かせませんね! アイテム自体もシンプルながら応用がきくので、いろいろとチャレンジしてみましょう!

食事の摂り方はどうすればいい?

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