「トレーニングチューブ」と動画アプリでカッコいい肩を鍛える!【筋トレ道具の使い方⑤】

■肩を鍛えると脂肪燃焼の一助にもなるんです!

「肩の三角筋は丸くなっていますが、開くと実は胸よりも大きい筋肉なんです。なので、ここに刺激を入れると脂肪がすごく燃えやすくなるし、三角筋のサイドを鍛えることによって、体のアウトラインがすごくキレイに見えるようになります」と、高田トレーナー。そう聞くと、肩のトレーニングにも力が入りますね!

【基本】

足を腰幅程度に開き、両端を持ったチューブを踏んで立ちます。ここから腕を上げ、肩の高さまで持っていくのが「サイドレイズ」。基本的なトレーニングです。

このとき、チューブの長さによって負荷が変わってきますので、自分に合った負荷になるような長さになるように持ちます。チューブの端を拳に巻き付けるようにして調整しましょう。「自分に合った負荷」とは、10~20回上げられるぐらいの強さをメドにしてください。

このサイドレイズで、「高田式」と言えるオススメはヒジを少し曲げ、拳の小指側を少し上に向けて上げるやり方。

▲「小指側を上に向けることで、筋肉の収縮率がすごくよくなります」とのこと

上まで上げたときに肩甲骨は寄せずに開いたままで。また僧帽筋を上げず、肩をストンと落としたままの状態で、肩の動きだけで上げるように意識しましょう。大事なのはスピードではなく、「肩だけで上げる」ことを念頭に置いて丁寧にやること。

 

【注意点】

手の甲がヒジより上に来てしまうのはNG。肩に負荷が乗りにくくなってしまいます。また手首は水平にせず、落としたままにします。握力を使わず、肩だけをピンポイントに狙うためです。

 

【肩の裏側】

前傾してチューブを短めに持ち、手を真上に引き上げるようにします。前回、ダンベル編でご紹介した「リアレイズ」に似た動きですが、こちらはヒジから下を動かさず、肩の力だけで上げるものです。この動きによって肩の裏側、背中側が鍛えられ、肩全体を丸く盛り上げることができます。

このとき、背中を反らさず丸めたままで行いましょう。背中が反ると刺激が背中に入ってしまいます。

▲背中を丸めたまま肩の力で引き上げる

▲背中を反らすのはNG

 

【次ページ】アプリで正しいトレーニングをサポート!「1minWORKOUT」とは?

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