「Googleマップ」は、場所や経路を検索するのにとても役立ちます。しかし、単純な経路検索だけでは、このサービスを活かしきれているとは言えません。そこで、本記事では見落としがちな5つのテクニックをご紹介します。
<1>お店選びは「候補リスト」で共有
例えば、「恵比寿駅で昼時に会おう」と友人と約束したときに、駅周辺の店舗を調べて場所を決めるとします。こんな時、ブラウザでお店を調べてLINEなどでひとつずつURLを共有する人多いのではないでしょうか。これって意外と面倒ですよね。しかもメンバーが複数人いて意見が割れたらその後の調整も大変です。
そんなとき、参加メンバーがGoogleマップの「候補リスト」機能を知っていれば、スムーズに場所の候補を共有し、どこが良いか投票を行えます。なお、この機能は、基本的にスマートフォンのアプリから利用します。
<2>路線図を表示させる
Googleマップの経路検索や電車の乗り換えアプリを利用すれば、電車の移動で困ることはほとんどありません。しかし、例えば旅行先など、土地勘のない場所で電車移動を予定している場合には、鉄道の路線図を把握できると結構便利です。
Googleマップでは、一部の都市圏において路線図を色分けで表示できる機能がついています。
<3>動きながら集合するなら現在地の共有を
「着いたよ、今どこにいるの?」「えっと、XX側出口のオブジェの近くにいるよ」みたいなやりとりって大きな駅では難しかったりしますよね。特に土地勘のない人がいると大変です。
あるいは、飲み会で二次会の会場を探しながらブラブラしているようなとき、後から遅れて参加する人に場所を教えるのも面倒だったりします。
そんなときはあらかじめお互いの現在地を共有しておくと安心です。うろうろと動いてしまう相手の位置を地図上で確認しながら、追いつきやすいはず。また、旅行先の自由行動などでも、お互いの大まかな位置を確認しあえます。
<4>駐車した場所をメモしておく
テーマパークなどの広大な駐車場に車を入れた際に、自分の車の位置を見失うと困りますよね。Googleマップには、大まかな駐車位置をメモしておき、そこにナビゲーションする機能があるので覚えておきましょう。時間制の駐車場を利用した場合にも使えるテクニックです。
<5>読めない漢字を手書きで検索
最後は、読めない漢字を入力する際に役立つテクニックです。パソコン版からしか使えませんが、手書きの文字で検索できます。中国や台湾を訪れる機会があれば、そこでも活躍するかもしれません。
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今やスポットや経路の検索に不可欠となったGoogleマップ。せっかくなら、見落としがちな機能もフル活用して、もっと柔軟に扱えるようにしておきたいですね。
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(取材・文/井上 晃)
スマートフォン関連の記事を中心に、スマートウォッチ、ウエアラブルデバイス、ロボットなど、多岐にわたる記事を雑誌やWebメディアへ寄稿。雑誌・ムックの編集にも携わる。モットーは「実際に触った・見た人だけが分かる情報を伝える」こと。
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