Googleフォトを使って、写真のバックアップを行なっている人もいるのでは。では、自動共有機能の使い方や、ジオタグの確認方法はご存知ですか? 本記事では、意外と見落としがちな6つのテクニックを紹介します。
<1>お互いが写った写真をメンバーで自動共有する
撮影した記念写真の共有って意外と面倒なものです。特に、家族や親友など、親しい間柄では、撮影する枚数も増えて管理が大変なことに。
そこで、Googleフォトの自動共有機能を活用してみましょう。一度設定を行えば、メンバーが写った写真を自動で認識して、メンバー同士で共有できます。
「共有パートナーアカウント」を追加し、特定の人物が写った写真を共有するように設定しておきましょう。
<2>コラージュを作成する
Googleフォトに保存している写真が溜まったら、それを素材に編集に挑戦してみてはいかがでしょう。「コラージュ」機能では、2〜9個の写真を並べて正方形に整えてられます。
<3>アニメーションを作成する
同じ要領で「アニメーション」も作成してみましょう。こちらの場合には選択できる写真の枚数が2〜50になります。写真の枚数が多いほど、作成されるアニメーションは長くなります。
<4>Googleドライブから写真ファイル同期して容量を節約する
Googleドライブに保存した写真を、Googleフォトに同期できます(ただし、執筆時に筆者が検証した範囲では「G Suite」アカウントは非対応でした)。ドライブに保存していたデータをフォトで一元管理したい場合に便利な機能です。
また、同期する写真は256ピクセルよりも大きなサイズである必要があり、ファイル形式は「JPG」「GIF」「WEBP」「TIFF」「RAW」 に対応します。
気をつけたい点はふたつ。ひとつ目はGoogleドライブに写真を保存すると、Googleアカウントで使用できるストレージを消費してしまうことです。
ふたつ目は、同期した写真はGoogleドライブ側で削除するとフォトでも消えてしまうこと(Googleフォトで削除してもGoogleドライブでは消えない)。これを防ぐには、Googleフォト側で必要な写真をアルバムに保存しておく必要があります。
ちなみに、フォトではGoogleドライブから同期したデータのみを表示することはできません(「Googleドライブ」で検索しても一部はヒットしなかったりする)。厳密にアルバムを分けて管理したい場合には、気をつけましょう。
<5>スクリーンショットは同期する?
バックアップと同期を有効にしている場合には、必ず同期の詳細をカスタマイズしておきましょう。ポイントは2点。スクリーンショットを含めるかどうか。そして、モバイルデータ通信の利用を許可するかどうかです。
後者については、写真はモバイルデータ通信を利用して同期したい、でも動画はWi-Fi接続時のみに同期したいなどの設定ができます。
<6>写真に付加されている位置情報を管理する
スマートフォンからは確認できませんが、パソコン版のGoogleフォトでは、写真に付加された位置情報を確認できます。削除操作も行えます。
また、リンクで共有する写真については、写真の位置情報を共有しない設定に変更することもできます。
* * *
Googleフォトは使い方がシンプル。だからこそ、今回紹介したような機能や設定をしっかりと把握しておくことで、よりその利便性の恩恵を受けられますよ。
>> Googleアプリ再入門
[関連記事]
<連載>Androidの便利ワザ
レコメンド機能ならSpotify、学生なら迷わずLINE MUSIC!【サブスクの選び方<音楽編>】
覚えておきたい!iPhone Xシリーズを使いこなす7つの必須テクニック
(取材・文/井上 晃)
スマートフォン関連の記事を中心に、スマートウォッチ、ウエアラブルデバイス、ロボットなど、多岐にわたる記事を雑誌やWebメディアへ寄稿。雑誌・ムックの編集にも携わる。モットーは「実際に触った・見た人だけが分かる情報を伝える」こと。
- 1
- 2