ー機窓からの写真が絵になるオススメの航路はありますか?
ルークさん 例えば、羽田=小松線は長距離線に比べて低いところを飛ぶので、地上の景色が見やすいですね。羽田=能登線は本州を横断するので、アルプスの山々を望むことができます。あと、羽田=伊丹線は富士山をじっくり見るにはオススメですね。
ボクは子どもの頃、初めて乗ったヒコーキから見た景色が忘れられず、航空写真家になりました。富士山はいまでも飽きることがありませんし、皆さんも起伏に富んだ山々、日の光をキラキラと反射する海など、美しい機窓風景の撮影を楽しんで欲しいですね。
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機窓からの写真は、うまい下手を問わなければ誰でも撮れるもの。
しかも空や雲だけではなく、ブロッケン現象や虹といった自然現象、富士山をはじめリアス式海岸、半島といった社会で学んだ地形、京都御所や大阪城、東京ディズニーランドといったランドマーク、すれ違うヒコーキなど、実に多彩。
ぜひ、旅行に行った際には撮ってみてください。
機窓からの写真だけでなく、ヒコーキ写真の撮り方を学ぶなら、ルーク・オザワさんの撮影テクニックが詰まった本も出ていますので興味のある人は。
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(写真/ルーク・オザワ 文/村田尚之)